チーズとハーブを混ぜて作ったクッキー、オヤツにもおつまみにもなるサックリ食感クッキーです。
コーヒーにもお茶にもビールにもぴったり。軽い美味しさで止まらないのがヤバいかも。
[材料] 24個分
ソフトバターまたはマーガリン 100g
プレーンフラワー(薄力粉) 1カップ
ピザ用チーズ 4分の1カップ
ブラウンシュガー 大さじ 1
シーソルトまたはガーリックソルト 小さじ2分の1
ブラックペッパー 少々
ドライMixハーブ 少々
(オプションで加える物の例)
チアシード 大さじ1
ゴマ 大さじ1
抹茶パウダー 大さじ1
[作り方]
オーブンを170℃に余熱
1 ボウルに材料を入れて、手で混ぜてクッキー生地を作る。
2 ラップに包んで冷蔵庫で1時間寝かせる。
3 冷蔵庫から取り出したクッキー生地をラップに挟んで、厚さ5mmくらいの長方形に整え、食べやすいサイズにカットする。
4 オーブントレーにベーキングペーパーを敷き、170℃で10分程(表面がこんがりなるまで)焼く。
四季折々の庭や眺め、菜園や果樹、ハーブなどを使って作るヘルシーで美味しく、しかも簡単なクッキング。DIYガーデニングや暮らしのアイデアなど……。
KIWI-RACCO B&B さざんか亭のライフスタイルをミニ・ブックにしました。その中の全40品ほどのレシピを、ダウンロードできるファイルにまとめました。
すでにブログ「さざんか亭Yummy Life」で紹介済みのものとダブルものもありますが、より活用していただきやすいようにまとめ直しています。
ダウンロードできるPDFファイルに、レシピを少しずつまとめていきますので、全部UPするには時間がかかりますが、しばらくお待ちください。
最近の"Tui Garden"のメルマガに、「レモン・ブラウニー」のレシピが載っていました。Tui Gardenはガーデニング・プロダクト"Tui"のウェブサイトで、季節毎のガーデニングの手引きやアイデア、果樹や野菜を使ったレシピなどを紹介しています。
さて、このサイトのレモン・ブラウニーのレシピ、きれいなレモン色の角形ケーキの画像入りですが、材料はバター、砂糖、小麦粉、卵、レモンで、どう見ても「レモンケーキ」であって、"ブラウニー”の要素がありません。
そこで、正真正銘のレモン風味のブラウニーを作ったらどうなるのか、試してみました。レシピの基本は、さざんか亭風ブラウニーなので、とても簡単。ブラウニーとはブラウンシュガーとチョコレートを主材料にした焼き菓子。さざんか亭風レシピでは、チョコレートの湯煎などを省く代わりに、市販のヘーゼルナッツ・チョコムース(「ヌテラ」という製品名でも知られていますが、いろんなメーカーのがあります)を使っています。
冬は柑橘系フルーツの収穫期。NZの庭付き住宅では、レモンの木があるところが多いですね。さざんか亭の庭のレモンの木も、いっぱい実を付けています。爽やか風味のレモン・ブラウニーは、コーヒー・紅茶・緑茶・ハーブティーどれにでも合います。
チョコレート味とオレンジも相性がとてもいいので、レモンの代わりにオレンジを使ってもいいと思います。
<材料> 24個分
(A)
ソフトバター 1カップ(150g)
ブラウンシュガー 1カップ
ピーナッツバター(クランチタイプ) 大さじ3
ヘーゼルナッツ・チョコムース 大さじ5
卵 2個
みりん 大さじ2
塩 ひとつまみ
レモン・エッセンス(あれば) 少々
(B)
コーンフラワー(プレーンフラワー=薄力粉でも可) 1カップ
ベーキングパウダー 小さじ1
レモン 果汁&ゼスト(削ったレモンの皮)2個分
<作り方>
オーブンを160℃に余熱
1 ボウルに(A)の材料を入れて、よく混ぜる。
2 (B)の材料を加えて、全体をさっくりと混ぜる(混ぜすぎないように注意)
3 角型のベーキング容器の内側にベーキングシートをピッタリと敷き、ボウルの中身を注いで平らにならす。縁までキッチリと詰める。
4 160℃のオーブンで25分焼く。
5 冷めてから切り分ける。
カレールーも使わず、煮込む時間も不要。フライパン一つで美味しくできるタンドリー風チキンカレー。
トマトソース、ヨーグルト、カレーパウダーやスパイスなどをベースにして、しっかり味をなじませてから調理するので、調理時間は短く、手軽にできます。
付け合わせは、軽いカレー味の茹で野菜や、ヨーグルト風味の爽やかサラダなどがよく合います。
<材料> 4人分
チキン(骨なしのもの肉 または むね肉) 約1kg
ガーリック 1片
ハーブ (ローズマリー、タイム、セージなど。ドライハーブmixでも可)
シーソルト
ブラックペッパー
カレー粉 大さじ2
スパイス(ナツメグ、スモークパプリカ、ガラムマサラなど 好みで) 各少々
トマトソース 2カップ
ヨーグルト 1カップ
<作り方>
1 鶏肉を食べやすい大きさに切り分け、みじん切りにしたガーリックとハーブ、ソルト、ブラックペッパー、オリーブオイルをまんべんなく混ぜてなじませる。
2 大きめのボウルに、トマトソース、ヨーグルト、カレー粉、スパイス類を入れてよく混ぜる。その中に小口切りの鶏肉を十分沈み込むように漬け込む。
3 2にピッタリとラップを被せて、冷蔵庫で3〜4時間寝かす。
4 ノンスティックのフライパンにオリーブオイルをひき、よく熱してから漬け込んだ鶏肉を入れて焼く。漬け汁のカレーソースもヒタヒタになるくらいに一緒に加えて、初めは蓋をしてしっかり火を通す。
5 鶏肉全体に火が通ったら、蓋をとって、カレーソースを煮詰めるようにやや火を強める。焦げ過ぎないように気をつけながら、鶏肉にコンガリ感が出るくらいまで焼いて出来上がり。
<付け合わせ例>
*茹で野菜のカレー風味
サイコロ状に切ったポテト、ザク切りの玉ねぎ、インゲン豆、ピー&コーンなどを茹でて、熱いうちに塩、胡椒、カレー粉をまぶして和えます。
*ヨーグルト・ドレッシングのサラダ
レタス類、薄切りの青リンゴ、ラディッシュなど、好みやあり合わせの野菜に、ヨーグルト・ドレッシング(レモン、ヨーグルト、塩などをmix)を合わせます。市販のフレンチ・ドレッシングなどにヨーグルト混ぜてもOK。
赤ワインで作る控えめな甘さが上品な大人のデザート。でも、アルコール分は無いので、子どもにも大丈夫。
アイスクリームやケーキ、フルーツのパイなどと一緒に。
小さめのワイングラスを器にすると粋な演出になります。大きめのガラスの器で作って、皆で取り分けてもいいですね。
ワインの綺麗な色を生かせる器を工夫しましょう。
ゼリーの中に入れるフルーツは季節のものを……。いちご、ぶどう、オレンジなどが、見た目にも可愛いい。
<材料> 4人分(ミニ・ワイングラス)
赤ワイン(ピノ・ノワールかメルロー) 2分の1カップ
水 1カップ
カスターシュガー 4分の1カップ
レモン果汁 1個分
ハニー 大さじ 3〜4
粉ゼラチン 小さじ 3
<作り方>
1 小鍋に水、ワイン、レモン果汁を入れて、しばらく沸騰させてアルコール分を飛ばす。
2 カスターシュガー、ハニーを加えて、溶かしながら弱火で温める。
3 火を止めて、粉ゼラチンを加え、よくかき混ぜて溶かす。
4 ゼリー液を冷ます。
5 器に小さく切ったフルーツを入れ、ゼリー液を注ぐ。
6 冷蔵庫で4時間程冷やす(ゼリーが固まるまで)
<盛り付け例>
ゼリーの上に、ビオラなどのエディブル・フラワーやミントの葉、クリームなどを添えてもいい。
枝を剪定しただけでどっさり採れた青プラム、買い物カゴ2つ分をロトルア在住のお友達と分けて、お互いに利用法を情報交換。ハニー漬けや、少量の砂糖を入れて炊飯器でジュース作りした人も。
NZのサマーは、BBQの季節。家族や友人たちとBBQ パーティーの機会も多くなります。肉やソーセージなどの定番に、ちょっとオリジナルな自家製ミニ・バーガーを加えてみましょう。BBQがなければ、フライパンで焼けばOK。このレシピはパーティー向けのミニ・バーガーにしていますが、普通サイズにすれば夕食メニューにもなります。
飾り串にするハーブの茎は折れやすいので、金串や竹串を補助にして一緒に刺し、補助串をそっと抜くようにするとキレイに仕上がります。
ローズマリーとカラント
飾り串に使ったハーブ、ロースマリーとカラントの葉は、どちらもハーブティーにもできる食用です(このレシピでは、あくまで飾りですけど)。
ローズマリーの葉は、肉料理の香り付けによく使われますが、脳の活性効果(記憶力を高める)があると言われ、他のハーブとmixで爽やかなハーブティーになります。
花も愛らしいブルーや紫で、食べられる花として、料理の飾り付け、サラダやデザートのアクセントになります。
カラントにはレッドカラントとブラックカラントがありますが、カシスとして知られているのがブラックカラント。黒い実はブルーベリーより眼精疲労に効き、抗酸化効果が高いと言われています。葉の効用はほとんど知られていませんが、ヨーロッパでは保湿美容・抗リュウマチの生薬としてハーブティーにも利用されているそうです。
ローズマリーもカラントも刈り込みに強く、生垣のように育てることもできるし、鉢植えでも育つので広い庭がない人も育てられます。ローズマリーは直立性とほふく性などの種類があるので、串などの飾りにも使いたい場合は直立種を選びましょう。
サイコロ状の根菜類とポーク バラ肉を合わせて、メインディッシュにもなる温サラダ。
<材料>
<作り方>
オーブンを160℃に余熱
1 全ての野菜と肉を2cmくらいのサイコロ状にカットする。バラ肉の余分な脂肪部分は切り落としていいが、バラ肉特有の旨味を出すために、脂肪部分も少し残しておく。
2 オーブン容器の内側にソフトバターをまんべんなく塗り、切った野菜を入れる。何層レモン果汁、塩・胡椒・ハーブ、オリーブオイルを振りかけ、全体になじむように混ぜる。
3 アルミホイルをかぶせて、オーブンで50分ロースト。さらに覆いを取って10分加熱。ポテトやクマラにサクッと串が通るようになればOK(串通りが悪ければ、加熱時間を延ばす)。
4 ボウルに切った肉を入れ、調味料を加えて、全体によくなじませる。
5 十分に熱したノンスティック・フライパンで、表面がコンガリと香ばしい色になるくらいまで、手早く炒める。火を通し過ぎると、固くなるので、注意!
6 野菜、肉、共に粗熱を取るくらいに冷まして、さっくり混ぜて、皿に盛り付ける。それぞれに味があるので、ドレッシングなどは不要。
肉や魚が主催で、サラダは脇役、そんなイメージを捨ててみましょう。
NZのカフェやレストランのメニューにあるサラダには、ラムやチキン、ダックなどの肉との組み合わせのものが多いですね。野菜もプロテインも一緒に摂れる”ごちそうサラダ” なら、ボリューム次第でサイドディッシュにもメインディッシュにもなります。これは、ちょっと目からウロコ、食文化のカルチャーショック的体験。
家庭でも、「ごちそうサラダ」をドンドン取り入れると、おかず+サラダが立派な一品にまとまるといういい事尽くめ。
材料の組み合わせは自由自在。
ここでは、「ステーキサラダ」を紹介します。
上質のスコッチ・フィレ・ビーフをステーキにして切り分ければ、肉の美味しさを味わいたい人も、どっかりした肉の塊は苦手な人も、満足。野菜が苦手な子どもも、ステーキと一緒にモリモリ食べられます。
BBQ用とか煮込み用の固い肉はサラダには向かないので、ここは少しいい肉を使いましょう。スコッチフィレはちょっと高価な肉ですが、サラダにすることでコスト・パフォーマンスも良くなります。
<写真例の材料> 4人分
スコッチフィレ・ビーフ 約500g
シーソルト
ブラックペッパー
オリーブオイル
卵 2個
レタス 数種
キューリ 2分の1本
アボカド 1個
ミニトマト 適宜
エディブル・フラワー(食べられるハーブの花)
イングリッシュ・マリーゴールド、ビオラ
好みのドレッシング
<作り方>
1 ステーキは焼く直前に塩・ブラックペッパー・オリーブオイルを振りかけて肉全体になじませる。
2 よく熱したステーキパン または フライパンで、片面3〜4分ずつ焼き、トレーに置いてアルミホイルをかぶせて休ませる。
3 ゆで卵2個を作って、冷水に取り、殻をむいて切り分ける。(輪切りでも短冊きりでも良い)
4 野菜を食べやすいサイズに切って、平たい皿に散りばめる。レタス、キュウリ、アボカドの順でおくとバランスが良い。
5 休ませたステーキを食べやすい大きさのスライス状に切り分け、野菜の上に散りばめる。さらにゆで卵、トマトを置いていく。
6 最後にエディブル・フラワーを飾りにのせる。(オプション)
ドレッシングは後からかけてもいいし、レタス類、ステーキ・スライスに別々に異なるドレッシングを絡めて置いてもいい。
エディブル・フラワー
彩りがきれいで愛らしいだけでなく、ちゃんと食べられる花たち。
*イングリッシュ・マリーゴールド
普通「マリーゴールド」と呼ぶのはフレンチ・マリーゴールドで、野菜と一緒に植えるとある種の害虫防止になる"コンパニオン・プラント”ですが、こちらは匂いが強くて食用には向きません。
食用のマリーゴールドは上記のものとは別の「イングリッシュ・マリーゴールド」、日本のキンセンカに当たりますが、それより香りが優しいハーブです。
丈夫で、こぼれ種でもドンドン増え、花壇にも鉢植えにも向いています。放っておくと勝手に交配するらしく、濃淡の黄色やオレンジなど色のバリエーションも出てきます。
サラダには花びらを散らすときれいです。
*ビオラ
パンジーの小型種、ビオラも菜園に野菜と一緒に植えるといいコンパニオン・プラント。これもこぼれ種で年々勝手に生えてきて、かわいい花を咲かせます。花期も長く、寒さにも強く、コスト・パフォーマンス抜群。
サラダやデザートの飾りにするには、できるだけ小さな花が向いています。
スーパーでクリーブドン・オイスターを見つけて、即買い!
11月26日(日) 開催のロトルア・ハーフマラソンで、ランナー応援の和太鼓演奏を頼まれました。
「E Cube」誌 Vol. 189 Cooking (2017年12月号掲載)
年間を通じて手頃な値段で買えるリンゴ。ニュージーランドのリンゴは小ぶりで、調理するとおいしさが 増すものが多いですね。シナモンバターがパイ生地と果物に染み込むタルトタタンは、見た目も豪華で、パ ーティーなどでも大活躍。盛り付けを工夫すれば、カフェやレストラン並みのデザートになります。使うリ ンゴは他の品種でもいいですが、酸味と歯応えがある青リンゴがおすすめです。
【材 料】
リンゴ(グラニースミス)3~4個、レモン1個、ハニー大さじ2、冷凍パイシート1枚 [シナモンバター]ソフトバター1カップ、ブラウンシュガー1カップ、塩ひとつまみ、シナモン(パウダー 状のもの)お好みで適量、バニラエッセンス数滴、香り付けハーブ(ローズゼラニウムの新芽)2~3枚 ※ 市販のローズマリーのドライハーブでもOK
【作り方】
※オーブンは180°Cに温め、冷凍パイシートは使用 する30分程前に室温で解凍しておく。
1. 皮をむいたリンゴを4等分に切り、ボウルに入れ る。リンゴの背に浅く筋を数本刻むと、シナモンバ ターがよく染み込み、出来上がりの見た目もきれ い。
2. レモン果汁とハニーを加え、リンゴ全体によくな じませ、しっとりするまで休ませる。
3. 別のボウルにソフトバターとブラウンシュガーを 入れ、フワフワ感が出るまでしっかり混ぜる。塩、 シナモンパウダー、バニラエッセンスを加え、全体 が滑らかになるまで混ぜる。
4. ケーキ型の底にシナモンバターを均等に塗り(側面には塗らない)、細かく刻んだハーブを散らす。 5. シナモンバターを塗った底にリンゴの丸い面が下になるようにして敷き詰める。焼くとリンゴが縮むの
で、できるだけつめる。
6. ケーキ型よりやや大きいサイズになるまで、パイシートをめん棒などで少し延ばす。
7. リンゴを覆うようにパイシートをかぶせ、ケーキ型の縁の内側に底までしっかりたくし込む。はみ出す部 分は切り取って紐状に延ばし、縁の補強に使う。
8. 180°Cのオーブンで30分、パイ生地がこんがり色づくまで焼く。
9. 焼き上がったらすぐに皿をかぶせ、一気にひっくり返す。火傷しないように注意。
【おいしい食べ方】
熱々の焼きたてにお好みでアイスクリームや生ク リーム、ヨーグルトを添えて。冷やしてから食べる とパイ生地のサクサク感が楽しめる。1日置くとシ ナモンバターが縁の生地にも染み込んでさらにおい しく。
さざんか亭の庭でも赤リンゴと青リンゴの木を1 本ずつ植えています。まだ3年くらいの若木なの に、それぞれ30個ほど実をつけます。スーパーで 手頃に買えるリンゴですが、自家製フルーツのデザ ートの美味しさはまた格別です。リンゴの木はフェ ンスに沿って枝を這わせるようにすると、狭い庭で も育てることができます。このように枝を矯正して いく育て方を「ラーニング・ツリー(learning tree)」と言います。
庭のパッションフルーツがたくさん生って、コロコロと落果。去年は使い切れずにだいぶカラカラに干からびさせてしまったので、今年はカードを作って保存することにしました。
カード curd とは、イギリス発祥のシトラス系フルーツで作るクリーミーなジャム。普通のジャム作りと違って、バターと卵が入ります。
レシピはレモンカードが基本で、果汁をレモン以外のシトラス系フルーツで代用できます。色々検索すると、レシピの材料の分量もまちまち。それで、こんな風に覚えやすい分量のレシピにしてみました。
<材料> 約600g(市販のジャム瓶2本分)のカードができます
果汁 1カップ (今回はパッションフルーツ10個+レモン2個。レモンだけでもいいし、オレンジ2個+レモン1個でもOK)
ソフトバター 1カップ(約200g)
カスターシュガー 1カップ
卵 3個
ジャムセッティング(ペクチン粉末) 1袋
gやkgで表示されているレシピって、器に材料を入れて秤で計って……お菓子を作り慣れている人には何でもないことなんだろうけど、私はこれが面倒…って思ってしまうんですよね。カップや大さじ・小さじ何杯で表示されていたら、ホントに楽です。
カップの容量は均一ではないけど、このカードのレシピの場合、全然問題ありません。
パッションフルーツの果肉(果汁)は、種ごとスプーンで搔き出します。
<作り方>
1 湯煎で溶かしたソフトバターのボウルに、シュガーと果汁を入れて滑らかになるまでよく混ぜます。
2 卵をよく溶いて、1に混ぜます。
3 全部合わせた材料を鍋に入れ、弱火でゆっくり温めます。焦げ付かないように、ヘラでかき混ぜながらトロミがでるまで10分ほど煮詰めます。
4 一旦鍋の中身をザルで漉し、それにジャムセッティングを少しずつ加えながらさらに弱火で10分ほど煮詰めます。卵の白味がややモロモロ固まっていても、パッションフルーツの繊維が混ざっていても、漉してしまえばトロ〜リとしたきれいな仕上がりになります。焦げ付かないようにかき混ぜつつ、滴らないくらいの質感になったら出来上がり。
粗熱をとって、熱湯消毒した瓶に入れて保存。
ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、ビスケットやトーストにつけたり、マフィンなどに混ぜて焼いたり……使い方いろいろ。美味しすぎて、あっという間に舐めてなくなってしまう可能性大。
NZの一戸建ての家には、たいていレモンの木があります。使いきれないくらい次々に実をつける大きな木も珍しくありませんね。レモンが採れすぎたらレモン・カードを作り置き。
ネーブル・オレンジなどが格安特売になったら、まとめ買いしてオレンジ&レモン・カードを作りましょう。
Plum drink & Plum mousse
プラム豊作でジャム14瓶作ったので、その応用編。
プラム・ドリンク…白ワイン グラスに3分の1、ザクロジュース 同じく3分の1、フルーツ・シロップを少々、最後に自家製プラムジャムを小さじ3程入れてかき混ぜて出来上がり。旨すぎてヤバいです。
ノンアルコールにしたければ、ワインの分を水でOK。ソーダ水にすると、さらに爽やか。
白ワインは、NZのならシャルドネ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、スパークリングなど何でも。ザクロジュースはMcCoyのpomegranate。シロップはBarker'sのLemon&Lime(同社のなら、他のもOK)、シロップの量は自家製ジャムの甘さの度合いで好みに調整しましょう。さざんか亭製ジャムの甘みは砂糖じゃなくて、フルーツそのものとハニー。栄養バランスの良い健康ドリンクにもなります。
このドリンクの旨さにハマり、ジャムの消費がトーストにつけるだけでなく結構なペースで減っていくので、今年はジャムを2回に分けて大量に作り置きしました。
以前はジャムとチャツネに分けて作っていましたが、この爽やか甘みのプラムジャムなら、トロトロ・こんがりに炒めた玉ねぎとビネガー、スパイス類を加えれば、即席チャツネになるのではないかという仮説を立てているのですが…それでうまくいけば、カレーやシチューに使う隠し味チャツネも、このジャムをベースにできる…という算段。近々、試してみよう。
最後の画像は、ポール製 プラム・ムース。質感がまだ試行錯誤中だそうで、レシピ決定に至っていません。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
スコーンにたっぷりのクリームとジャムを乗せて、濃いめのミルクティーで楽しむデボンシャー・ティー風。
これを、自家製スコーンと自家製ジャム、菜園で摘んだハーブのお茶でアレンジして楽しむ午後。
NZではデボンシャー・ティーに使うクロテッドクリームが入手できないので、スーパーで買える濃いめのクリームを使います。このクリームはリッチながらさっぱりした美味しさで、アップルパイなどにも良く合い、さざんか亭では常備品です。
ジャムは、前の記事でレシピをupした自家製プラムジャム。ラズベリーやイチゴ、ミックスベリー・ジャムももちろんバッチリ合いますが、爽やかな酸味のプラムジャムも濃厚な自家製なので、美味しさ抜群です。市販のジャムでもいいのですが、自家製ジャムの美味しさにはやっぱりかないません。
この日のスコーンは、マオリハーブのカワカワの葉とオレガノを刻んで入れたハーブ・スコーン。このスコーンの作り方も、さざんか亭流。ロトルア在住の友人の皆さんとのティータイムで好評でした。リクエストがあったので、これもレシピを紹介します。
<スコーン さざんか亭流 レシピ>
材料:12個分 上の写真(左)参照
セルフライジング・フラワー 2カップ
塩 1つまみ
ブラウンシュガー 大さじ2
クリーム 4分の1カップ (メーカーはどこのでもOK)
フルーティーな炭酸飲料 4分の3カップ
(私は 「MAC'S製フィジョア&ペア」をよく使いますが、グリーンアップルでも、レモン&ライムでも、他社製品でもOK。L&Pでもいいです)
*普通のスコーン作りのようなバターとベーキングソーダは使いません。クリームがリッチ感を、炭酸飲料が膨らし粉の役割をします。微糖の炭酸飲料のフルーティーなさっぱりした甘さと少量のブラウンシュガーが、ほんのりした甘みをもたらします。
普通のスコーンのパサパサ感がなく、ふんわり・しっとり、冷めても美味しいです。
作り方 手順:全体で30分以内で出来上がります
オーブンを180℃に予熱しておきます。
1 粉物……ボウルにセルフライジング・フラワー 2カップを入れ、塩1つまみとブラウンシュガー 大さじ2を入れて、よく混ぜます。
2 混ぜ物……その時々で好みのものを混ぜ入れます。ハーブ、小さく刻んだ青リンゴ(グラニースミス種)、レーズンやサルタナ(干し白ぶどう)、チーズ、ナッツ類など。
3 液体……クリームと炭酸飲料を粉類に加えて、ヘラでさっくりと混ぜ合わせます。粉と液体の分離感がなくなるまで手早く混ぜるだけにし、捏ねません。
4 まな板に粉をまぶし、ボウルの中身を移します。かなりベタつく状態なので、上からさらに粉をまぶし、3〜4回捏ねて全体がなめらになるようにまとめた後、厚み3〜4cm、20cm×15cmくらいの立方型に形を整えます。捏ねすぎないこと! ひび割れなどがあっても、大丈夫。焼き上がれば、ちゃんと形が整っています。
この段階の質感は、耳たぶのような柔らかさ、餅のようなプワプワ感です。
5 ナイフ(波型のパン切りナイフがベスト)で、12等分に切り分け、ベーキングシートを敷いたベーキング・トレーに並べます。
180℃で12分間、表面がこんがりなったら出来上がり。
冷めても美味しく、常温で2〜3日保ちます。
バターやジャムをつけるのもいいし、レタスやハム、チーズを挟んでミニ・サンドイッチにしてお弁当にも。
この日は、写真にあるハート形の葉っぱ=カワカワ(マオリのハーブ)とオレガノを刻んで入れました。トップの写真のスコーンに緑色のつぶつぶが見えているのが、この2種のハーブです。
カワカワは、NZの森に自生する植物で、マオリの伝統ハーブの一つ。お茶にしたり、湿布に使ったりします。血液サラサラ効果、殺菌と細胞の活性効果が高く、リュウマチにも効く(妊娠中や高血圧防止の薬服用の人は、血流が良くなりすぎるので、摂取に注意)そうです。
<デボンシャー・ティー風のスコーン>
スコーンを上下2つに切って、ソフトバターを塗ります。
片方にアンカー製シック・クリーム(上の写真・右を参照)とジャムをたっぷり乗せて、挟みます。
飲み物は、紅茶、コーヒー、ハーブティー……どれでも合います。
この日のハーブティーは、カモミール・ラベンダー・ミントのミックス。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
「鶏そぼろ飯を作ろう」と思い立ち、三色丼のイメージが浮かんで、こんな晩御飯になりました。
鶏そぼろと炒り卵で二色は決まりだけど、もう一つの青味の素材を何にしようと考えて、ブロッコリーをメインした甘酢仕立てのサラダに決まり。
ピー&コーンと刻んだラディッシュ、サイコロ状にカットした生のプラムを加えてみたら、驚くほど相性ピッタリ。
こんなところにも登場するプラム。フルーツとサラダは意外に合うのです。それが、三色丼でも活躍。
付け合わせは、ソーメンとワカメの吸い物、浮身はセロリの新芽がみつばの代わり。器は小鹿田焼と有田焼です。
青味の甘酢ミックスの部分は、独立のサラダとしても美味しいと思うので、下記にレシピを添えておきます。
<鶏そぼろ三色丼 レシピ> (4人分)
材料:
鶏ひき肉 500g 卵 3個
ブロッコリー 1株 冷凍ピー&コーン 1カップ
ラディッシュ 1個 プラム 1個
米 3カップ
調味料:
料理酒 みりん ツユ 醤油 塩 ごま油 すし酢
(好みでスパイス追加)生姜(生のみじん切り、粉状でもOK) 粉山椒 七味など
作り方:(調味料の量は目安なので、味を見ながら加減してください)
1 鶏そぼろ……フライパンにサラダオイルを引き、鶏ひき肉をパラパラになるまで炒めます。ホロホロとなった頃、調味料(料理酒・みりん・ツユ 各2分の1カップ、醤油 大さじ1)を入れて味付けし、塩で味加減を調整します。仕上げにごま油(小さじ1程)を回し入れ、汁けがなくなるまで火を通します。
好みで、生姜、山椒、七味など加えます。
2 炒り卵……溶き卵に みりん・ツユ 各大さじ2 塩少々を入れて混ぜ、小さめのフライパンにサラダオイルと大さじ1のバターを溶かし、注ぎ入れます。火加減に気をつけながら、木べらでかき混ぜつつ、鶏そぼろと同じくらいのホロホロ状になるまで炒めます。あまり火を通しすぎないフワフワ感がある方が私は好きです。
3 沸騰した湯に塩をひとつまみ入れて、小房に切り分けたブロッコリーを茹でます。火を止める少し前に、冷凍ピー&コーンを入れて一緒に茹でます(解凍)。ザルに取って、冷水をかけ、色止め。
十分に水切りしたら、ボウルに入れ、塩をまぶし、小さじ1のすし酢を回し入れて全体になじませます。
ラディッシュを千切り、プラムを1cmくらいのサイコロ状に切り、加えて混ぜます。プラムの色が移りやすいので、この作業は盛り付け直前にします。
盛り付け:
炊いたご飯を丼に8分目ほど平らに盛って、鶏そぼろ・炒り卵・甘酢サラダを3分の1ずつスプーンで乗せていきます。サラダの水気は十分切りましょう。
四角い容器に、斜めの縞模様にして盛っても綺麗です(鳥めし弁当風)。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
大量にプラムが採れたら、ジャム作り。さざんか亭メイドのジャムは、砂糖を最小限にして、水も一切加えず、素材そのものの濃厚な味わいを引き出します。
特にプラム・ジャムは程よい甘酸っぱさが大人向けで、ゲストの中にもこのジャムのファンが多いのです。
先日、ロトルア在住の友人の皆さんと「プラム狩り&ティータイム」した時に、このジャムを使って自家製スコーンをデボンシャー・ティー風にして出したら好評で、レシピのリクエストがあったので、ここで公開します。
まずは、ジャムの作り方。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
<プラムジャム by さざんか亭 レシピ>
家庭用の普通の鍋(ソースパン)を使って、市販サイズのジャム瓶3本くらいできる量です。
材料:
プラム 40~50個くらい
レモン 1個
カスターシュガー 1カップ
(グラニュー糖)
ハニー(好みのもの) 大さじ3〜4
ジャム・セッティング 1袋
「ジャム・セッティング」は、フルーツが本来含むペクチン(とろみ成分)を顆粒にしたもので、ジャムが水っぽくならずに程よい質感になるのを助けます。NZのスーパーのBaking Needs 売り場(砂糖や小麦粉などのあるコーナー)で買えます。
ゼリーを作るときに使うゼラチンが動物性なのに対し、ペクチンは植物性です。プラムは元々ペクチンを豊富に含む果実なので、ジャム・セッティングを使わなくてもいいのですが、さざんか亭製ジャムは砂糖の量を少なくして、煮込む時間を短縮するためにジャム・セッティングを使います。この組み合わせだと、煮込む過程で鍋を焦がす失敗もなく、ジャムの質感も程よく、失敗なく美味しいジャムができます。
ジャム作りの手順:
1 皮ごと使うので、プラムをさっと洗います。
2 果肉を2〜3cmくらいのコロコロ状に切ります。種を丁寧に取ろうと思わず、種の周りから包丁がサクサク入る部分を切り落として、大きい部分を少し切り分けてサイズを同じくらいにします(煮込む時に均一に火が通りやすくするため)。
3 鍋に果肉を入れ、レモン1個分の果汁を絞ってふりかけます。
4 カスター・シュガー 1カップをその上にふりかけます。
5 レモン果汁とカスター・シュガーが果実全体にまんべんなく絡むように、木べらでそっとかき混ぜて馴染ませます。
そのまま、4〜5時間室温で置いておきます。(一晩おいてもOK)
*レモン果汁が酸化防止、砂糖が果実そのものが持つ水分を引き出す役目をします。だから、水は一切加えなくていいのです。砂糖は、この役目だけのために使うので、甘みは果実自体のもので足りなければ、煮込んだ後でハニーで補います。
普通のジャム作りのレシピは砂糖をどっさり(果実と同量)使いますが、さざんか亭流ジャム作りでは、砂糖は少量で済みます。砂糖が保存の役割もするのですが、代わりに使うハニー(特にマヌカ)も殺菌・保存効果の高いものです。
6 鍋の中の果肉から出た水分で下(左)の画像のようにヒタヒタになったら、煮込み開始です。初めは中火で煮立てて、泡が吹き出てきたら火加減を弱めます。
7 しばらくの間、アク(泡の部分)を丁寧にすくい取って、澄んだ液体が残るようにします。
8 アクがほぼ取れた段階で、ジャム・セッティング1袋を全部入れて、全体によく溶かします。その後、果肉がトロトロになるまで、時々木べらでかき混ぜながら、弱火で煮込み続けます(全部で1時間半〜2時間くらい)。
コンロの火の強さや鍋の大きさによっては、砂糖の量が少ないとはいえ、焦げ付くこともあるので、煮込んでいる間は油断せずに、そばを離れずに、時々かき回してください。
トロ〜リとした質感にまで煮詰まったら、出来上がり(最初の量の3分の2くらいまで減っています)。
9 火を止めてから、味見して、ハニーを加えて甘さを好みに調整します。
10 粗熱を取ってから、煮沸消毒しておいた瓶に移して、蓋をします。冷めた瓶の蓋にラベルを貼って、冷蔵庫に保存。3ヶ月くらいは保ちます。
* ハニーは普通に家庭にあるものでOK。
私は、NZのハニーの中では最も甘さの強いレワレワ(アラタキ製)を常備していますが、一番値段の手ごろなクローバーも、あっさりした甘さと色合いで素材を邪魔せず、ジャム作りに適しています。アラタキ製のマヌカ+マルチフラワーも、マヌカ100%より甘みが強く美味しいです。甘みの上品さでは、私はカマヒが一番好きです。
クローバーやマヌカmixはスーパーで買えます(普通のリキッド・ハニーでもOK)。
レワレワやカマヒは、タウポやワイキテ方面に行く機会に、ワイオタプ入り口のアラタキ本社の売店で買い置きしておきましょう。
ハニーの種類・メーカーによって、甘さや味わいは異なるので、いろいろ試して好みものもを見つけると良いと思います。
ホームメイドのジャムを味わったら、その濃厚な美味しさに病みつきになって、もう市販のジャムに逆戻りできなくなるくらいです。
ぜひ、自分ちテイストのジャム作りを楽しんでくださいね。
さざんか亭のゲート脇、果樹エリアの番人のようにそびえるプラムの大木が、今年も鈴なりの実をつけました。
この木には裏年というものがないらしく、毎年どっさりと実をつけますが、冬の間にポールが徒長してキーウィーフルーツ棚にかぶさっている枝を切り戻したせいか、この夏の実のなり方はさらにもの凄いことになっています。
去年は南島ドライブツアーに出かける前日に大急ぎで収穫して、夜なべでジャムを作って出かけました。2週間後に戻る頃には、すっかり収穫期を逃してしまうので……。
今年、1月半ばまで空き日なしで続いたゲストのお泊まりも一段落。月末から3月まで、またノンストップでゲストが続くので、この2週間ほどの間がプラム収穫とジャム作りなどに精出すタイミング。
ポールにも手伝ってもらって、まず1日でレジ袋4杯分。
太鼓練習に来るメンバーやロトルア在住の友人の皆さんにも、数回にわたってプラム狩りに来てもらいました。それでも、まだまだ残っているプラム。あと1週間くらいで、収穫期も終わりそうです。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
どこまでも続く雲の道。太陽が虹彩の輪を作って宇宙(そら)へと誘っている。真紅に輝くポフトゥカワの花(別名 NZクリスマス・ツリー)
昨日のさざんか亭の庭で撮影した光景です。
雲が綺麗だったのでカメラを向けたら、太陽に暈(かさ)がかかっていました。Halo(ハロー)現象、白虹(はっこう・しろにじ)とも呼ぶそうです。
吉兆? 凶兆? 日暈は雨の兆し?
昨日も今日も、ロトルアでは、気持ちいい爽やかな夏日です。
私には虹の輪がスター・ゲートみたいに見えて、そこを通ってワープできそうな気がします。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
Homemade mix berries jam (raspberry, strawberry, black & red currant)
今シーズンの夏の初・自家製ジャム。ラズベリー、イチゴ、カシスのミックス。完全オーガニック、素材の味が濃厚な逸品ジャム。
これが12月上旬のことで、この後、さらに二次・三次と収穫する予定だったのに、忙しくてできず(デリケートなラズベリー摘みは、けっこう時間がかかるので、余裕のある時しかできないのです)……結局、この3本だけになりました。
キッチンの窓から、日に日に鳥さんたちに食べられて減っていくラズベリーを眺めつつ……。
クリスマス~新年のゲストの皆さんの朝食に供して、すでに1本は消費済み。これからのゲストの皆さん、まだまだこのジャム、味わえますよ。
ラズベリーは地下茎で増え続け、イチゴは蔓で増え続け……もういい加減植える場所がないので、どんどん抜くしかない。ラズベリーも、たった3本の苗から数年の間に大増殖。
来年はまた、間引きしないといけないくらいです。
ベリー摘みの間、菜園で遊ぶJJとEL。JJのお気に入りはグランドカバーのように拡がっているピンク・イチゴの絨毯で日向ぼっこ。ELは奥の木立の間を走りまわります。去年、ラズベリーの味を覚えてしまって、枝からパクパク食べていましたが、手から渡すものだけを食べるように習慣づけた成果か、今年は勝手に食べなくなりました。
12月のベリーのシーズンが終わると、次は1月のプラム収穫。そして秋はキーウィーフルーツ、リンゴ、フィジョア。うっすらクリーム色の花はキーウィーフルーツ、すでに1月半ばの今は花から実へと変わっています。
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さざんか亭の庭の彩りも、春から初夏へ。11月はバラたちが咲きそろう季節です。
庭造りは私のパッションであり、ある意味、哲学の一部でもあるけど、ある種の花に情熱を傾けるタイプではなく、バラには手を出すことはないだろうなと思っていました。
以前借りて住んでいた家に、すでに20株以上のバラがあって、前のテナントが世話もしなかったらしく情けない姿になっていました。冬の間に切り戻してやったら、次の夏にはどれも素晴らしく綺麗な花を咲かせたので、そうなると情が移るもの。
高温多湿にならないNZの気候では、あまり神経質に病気など気にしなくていいみたい。日当たりと風通りさえ良ければ、そして程よく切り戻しすれば、年々見事に咲いてくれます。
勝手に生えているブッシュ・ローズも含めて、現さざんか亭の庭のバラは10種ほど。
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Simple Dinner :
Smoked Salmon & Camembert Cheese Salad, Sesame Bagel & Corn chips,
3 dips (salsa, Artichoke, smoked salmon cream cheese),
vegetable & chicken soup
たまには、こんな夕食。
トーストしたセサミ・ベーグルやコーンチップに、スモークサーモン, カマンベール・チーズ, レタスたっぷりのサラダや3種類のディップを好き好きに乗せて……
ディップはピリリとしたサルサ, アーティチョークのマリネ, スモークサーモン風味のクリームチーズ。色合いも楽しい。
軽食みたいですが、コトコト煮込んだ穀類とチキンのスープが濃厚で、お腹いっぱいになります。
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先日お泊まりの美穂さんと鏡子さん。オークランドの語学学校でお友達になられたそうで、その前に泊まられた安本さんから薦められて、ロトルア・さざんか亭で週末のホリデイに来られました。それぞれ3ヶ月の語学学校とホームステイ。
1日目・2日目は2人でロトルア市内を散策。2日目の朝、さざんか亭の庭の中を一緒に廻りながら、「私、ここに1週間でも飽きずにいられるわ」と鏡子さん。
3日目は祝日で市内バスが運休の上、あいにくの小雨模様で、ワイオタプとレッドウッドに行きたいという美穂さんをPaul & Hiroeのガイドで案内しました。
美穂さんのコメントです(オークランドに戻ってからのメールもいただきました)「美味しいお料理と体の芯まであったまるジャクジー風呂に大満足です。お部屋も可愛く清潔で、心配りが感じられ、大変気持ちよく滞在させていただきました。さざんか亭さんでゆっくりリラックス出来たせいか、今日は気持ちも身体もとても軽いです‼ 残りのニュージーランド滞在も、この調子で楽しみたいと思います。NZの良い思い出になりました」
いろんなゲストの方たちとの出会いがあって、単なる宿ではなく、くつろぎ・癒し・心と体が元気になる……なぜか、「さざんか亭」は、そんなふうな場になることが多いのです。
ホームステイ先での英語の会話が旨く弾まないことがちょっと苦になって、こわばりがちになっていたという美穂さんの「身も心も軽くなりました。これからのNZ滞在を楽しみます!」というコメントをもらって、ホストとして、あ~、ほんとによかった……と、ほっこり。
(上の画像は、ガイドツアーでご案内したレッドウッド・ウォークの1シーンです)
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
5月下旬のゲスト 安本さん。
1ヶ月のオークランドでの語学学校とホームステイの後、2週間程レンタカーで北島ドライブ旅行。その初めにロトルアへ。
さざんか亭で連泊して、観光、日帰り温泉、アクティビティなど充実ホリデイ。とってもアクティブな方です。
何泊かは未定のまま、電話で急な予約を受けたのですが、お天気次第・その後の予定は到着後の相談……ということで、結局4連泊。
滞在中にどんな楽しみ方をしようかといろいろ相談し、2日目はキャノピーツアー体験に決定。夜中に急にオンラインで入れた予約でしたが、キャノピーツアーの送迎、ちゃんと来てくれました。ツアーから戻ってのコメント「スゴく楽しかった。単にスリルだけじゃなくて、エコツアーにもなってて、いいですね」
ゲストにピッタリ、期待通りのスポットやアクティビティを紹介/手配できると、B&B業冥利に尽き、宿屋のおばさんの充実感を感じる時です。
さざんか亭へのコメントもいただきました。
「4日間の滞在でしたが、大変満足しました。心のこもった歓迎、ありがとうございました」
ロトルアから次の目的地に向かわれた後、すぐに語学学校で出会った友人の方に、さざんか亭を薦めてくださったそうです。ありがとうございます😃
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2日続きで、ゲストのリクエストでコースディナー。
さざんか亭のコースディナーは、スターター、メイン、デザートの3品(それに、ライスか自家製ブレッド、サラダが付きます)。満腹の食事の後でも、別腹モノは、ペロリと納まりますね。
1日目のデザート…ブレッド・プディング&自家製レモン・バニラ・アイスクリーム(画像にはアイスクリームが入ってません💦)
ブレッドプディングは、日本ではあまりお馴染みでないかもしれませんね。カスタード液(ミルク、たまご、ブラウンシュガー、クリーム、バニラエッセンス)を、小さく切って重ねたパンに染み込ませて、上にアプリコット・ジャムなどを塗って、オーブンで焼き上げます。家庭でとても簡単に作れるデザートです。材料がパンとは想像もつかないほど、ケーキのような仕上がりになります。
2日目のデザート…アップル&キーウィーフルーツ・パイ。キーウィーフルーツの甘酸っぱさ+青リンゴの風味でダブル効果のパイ。アップルパイを基本にして、それにグラニュー糖とハニーで少し煮た甘酸っぱいキーウィーフルーツがmixになってます。ちょっぴり、さざんか亭風にヒネリの効いたデザートです。
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今日のロトルアの夜明けは霧の中。
放射冷却で今日は晴れるな、と思ったら……予想通り、後で真っ青な空に。
霧が多いロトルアの秋~冬。たいていは太陽が昇るにつれて晴れてしまいますが、今日は昼過ぎまで残っていました。左の画像は9:30am頃。
昼過ぎ。上空はきれいなブルーなのに、湖は雲海に覆われたままです。
オークランドからの2人のゲスト、スカイラインのゴンドラでノンゴタハ山中腹まで上がり、素晴らしいロトルアの景観を楽しんでから宿に到着されました。
夕方5:50頃 さすがに霧はきれいに晴れて、まるで絵画のようなロトルア湖の夕暮れと昼の月。
湖上ではクルーズ船「レイクランド・クイーン号」が滑るように移動中。この週末は「ブルース・フェスティバル」の一貫で、ブルース・クルーズが運行されています。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
先週の最低気温は2℃から−1℃くらいまで下がりました。まだ5月というのに真冬並み。どうも例年、5月末頃にドーンと寒くなる傾向があります。
時々霜もすごくて、菜園の野菜たちも縮こまっています。
忙しいやら……寒すぎるやら……何かと自分で言い訳しながら手入れを怠っているこの頃。それでも、これだけ収獲。ラディッシュ、水菜、パセリ。サラダにする葉もの達(チコリ、ロケット、ケール、スイスチャードなど)。グレープフルーツ、レモン、パッションフルーツなどの果物たち。悪くない食材揃えになりました。
この冬の菜園からの食材で、シンプルディナー。ポークの生姜焼き, ポテト&ビーン・サラダ, グリーンサラダ、水菜とラディッシュの葉のおひたし、白ご飯。
4連泊のゲスト Yさんは、シニア語学留学でオークランドに1ヶ月のホームステイ、語学研修を終えて、残り2週間ほどをレンタカーで北島ドライブ旅行だそうです。語学学校とタイアップのホームステイ先では、ビジネスライクな対応で食事も味気なかったそうで、「さざんか亭の食事と露天風呂を楽しみにして来ました」とのこと。最終日の夕食は、和の味でしめくくりです。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
NZ山鳩は、庭にやってくる野鳥たちの中でも、ひときわ大きく、美しく、威厳があります。真っ白な鳩胸(文字通り!)、光線の加減で玉虫色に変化する羽や頭部。ほれぼれする姿の鳥です。
大きな翼でワッサワッサ、シュワッ~と音を立てて飛んで来ます。近くの森やさざんか亭の敷地の一番奥の大木に棲んでいるのですが、晩秋~冬、樹々が落葉する季節によく姿を現します。
山鳩は、たいていツガイで行動します。一生同じパートナーで連れ添うのだそうです。
今日、キッチンの窓の外、ねむの木に停まりに来た山鳩カップル。何枚かカメラに収めているうちに、一羽が別の木に飛んで行って「ア~ア」と思っていたら、画像を確かめてビックリ。飛び立つ瞬間が入っていました。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
4月のイースター・ホリデイにロトルア旅行にいらっしゃった「たんぽぽラーメン」のマスターご家族。
さざんか亭お泊まりのコメント「とても静かな宿で、ゆっくり過ごせました。ごはんも、うまかったです!!」
「たんぽぽ」さんは、オークランドの旨いラーメン屋さんとして有名なお店。NZで本格的なラーメンを……と、頑張っていらっしゃいます。お会いしたのは初めて。いろいろお話を聞いたら、「たんぽぽ」さんとKIWI-RACCOの開業は、同じ10年前の2005年です。何も無い所から道を作ってきた苦労は同じですね。
「たんぽぽラーメン」さんのホームページはこちらです。
http://www.tanpoporamen.co.nz/
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一昨日くらいから今日にかけて、NZのほとんど全土で大荒れストーム。ウェリントンと周辺で洪水、タウランガ方面でトルネード等々、被害のニュースが続いています。
ロトルアは大したことなくてよかった……と思っていたけど、時々ものすごい集中豪雨でした。
暖かめの日が多かったこの秋。4月に数回火を入れただけで後はヒマそうにしていた暖炉に、昨日ポールが薪をくべました。日中の温度は15℃くらいですが、お日様が出ていない日はうんと寒く感じます。暖炉の温かさは柔らかい。身体がほっとします。
暖炉の前にさっそく陣取るEL。短毛で寒がりのELは、JJよりも先に暖炉の真ん前に陣取るようになりました。すると、慎み深いJJは遠慮して譲るのです。末っ子の方がやんちゃになる道理?
チラチラ燃える炎を見つめたくなるのは、人も犬も一緒?
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昨日は豪雨、今日は快晴
明日~明後日はまた荒れ模様、週末は回復の予報……1日置き、2~3日置きに気圧の谷が通ります。土曜日にチェックインのファミリー・ゲストには、いいお天気でロトルアを楽しんでもらえそうです。
さざんか亭のリビングルームから見える市街、晴れた日のある時間だけ、灯台のような眩しい光が現れます。正体はガラス張りのデザインのビルが太陽の光を反射しているらしいのです。この光を見ると、なぜかいつも『金の窓』というお話を思い出します。子どもの頃から、なんとなくスイスかドイツ辺りのお話だと思い込んでいましたが、鈴木三重吉さんの『岡の家』という作品でした。(お話全文はこちら) http://www.aozora.gr.jp/cards/000107/files/18332_14451.html
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ロトルアって人口と街の規模に対して、公園がやたらに多いような気がします。市内だけでも10コースくらいのウォーキング・コースがあるし、周辺の森や湖の周囲、川沿いのウォーキング・トレックなどなど数えきれません。
なんでもない住宅街でも、必ず大きな樹々がある公園で散歩できます。
さざんか亭のすぐ下にあるターナー・ドライブ公園の樹々がきれいな色に染まっているので、散歩をかねてカメラにおさめてきました。
3時過ぎで、ちょうど下校中の小学生2人(マオリの女の子と男の子)が、赤い制服のポロシャツを着て公園を横切ってきました。
私とスレ違う時の会話
「チャイニーズ?」「違うよ、ジャパニーズ」
「写真とってるの?」「そうよ。ほら、葉っぱの色がこんなにきれいでしょ」
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
夏から秋へ ~~~
忙しすぎて庭の手入れも全然できなかった数カ月のうちに、花たちはほとんど姿を消してしまいました。
替わって、庭の彩りは紅葉・黄葉。思いがけない自然のアートが、あちこちで展開中。
雨風の去った後、吹き散らしたテーブルも椅子も、思い思いの模様に……。
これを風流と楽しんでいられるのも、わずかな間。すぐに落ち葉かき重労働の日々が待っています(笑)。
貴重な秋の花たちの表情も添えて、紹介します。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
中秋の名月…じゃなくて、晩秋の名月。
空気が澄んでいるNZでは、1年中いつでも名月に見えますけど……。
あるゲストの方から「さざんか亭のブログは月の記事が多いですね」と、お土産に『満月の塩』(満月の夜に汲んだ海水から作った塩)をいただいたことがあります。そうか~ そんなに月の記事が多いかな? 月も虹も、何度見ても感動して写真撮ってしまうんですよね。
下の画像1,2: 5月2日 6:30pm頃 十四夜
画像3,4:昨日 5月3日 8:12pm頃 十五夜・満月・望月
さざんか亭の3室のゲストルームには、「しののめ」「まほろば」「ゆみはり」と名前がついています。「ゆみはり」の窓から真っ正面に月の出(日の出も)が見えます。
上の画像, 下の画像5,6:5月4日 6:45pm頃 今夜も満月……こんな不思議な色で昇ってきました。
昨日の満月でワ~ッ 美しい! と思ってたら、今夜はこんな月の出。
キャ~ッ 何なに~ この月! 山にぼんぼりをそっと置いたかのようです。
少し靄って、高く昇った月はこの後朧月になりました。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
昨年に続き、今年もロトルア・マラソンでの太鼓演奏を依頼されました。
8:30am~11:40am頃まで。やっぱり、3時間超、休むヒマは無かった!
今年の演奏場所は、OwhataのTe Ngae Rd. にて。ハーフマラソンのランナーの皆さんは往路・復路で、フルマラソンのランナーの皆さんは先頭から3分の1くらいまで(?)
まだまだ続々とランナーは続いていましたが、キリをつけないと延々と最後尾まで打ち続けることになってしまうので、後の皆さんには「ごめんなさい」と心でお詫びしつつ、切り上げました。
今日の演奏メンバーは、Hiroe, 直子さん, 教子さん, 修くん の4人。直子さんと教子さんはマラソン太鼓、初体験。
ランナーも打ち手も、いい笑顔。ランナーの皆さんの方が拍手したり、手を振ったり、「サンキュー!」「ユー・ガイズ, オーサム!」と声かけてくれたり……。沿道で応援するファミリーが観客になってくれたり、通り過ぎる車のドライバーの皆さんも、喝采・拍手の代わりにブッブー!とクラクションを鳴らしてくれます。
3時間打ち続けはさすがにハードでしたが、3人とも「いい経験になりました」「いい練習になりました」と言ってくれました。
ランナーの皆さん、お疲れさまでした。
ロトルア楽鼓のメンバーも、お疲れさま!
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
フジテレビの「新報道2001」(日曜日の朝 7:30~9:00) で、ニュージーランド特集が放送されます。日本からNZに移住した人の暮らしや観光スポット、NZライフ、NZの楽しみ、マオリ文化などなど……。ロトルアと私たちのB&Bさざんか亭も取材を受け、登場することになりました。ご滞在中のゲスト Fさんご夫妻も快く取材に協力してくださいました。本当にありがとうございました。
取材班の方たちを案内して、ロトルアの大自然の魅力に触れるスポットを走り回りました。
マオリ・シェフ チャールズ・ロイヤルさんの森の中でのマオリ伝統のハーブ&食材摘みとクッキングの取材にも付合わせていただきました。チャールズさんの料理実演「ピコピコ・ソーダブレッド、キノコのクリームソース添え」 今摘んだばかりの森のキノコやピコピコ(ワラビ)が、こんなご馳走になりました。さざんか亭でもマオリのハーブ「カワカワ」を使ってオリジナルのソーダブレッドを作りますが、異なる作り方のソーダブレッドには興味津々でした。
番組は2回に分けて放送されるそうです。
「新報道2001」(フジテレビ)
1回目…5月3日(日)7:00~9:30am
チャールズさんのマオリ料理はこの回で登場
2回目…5月10日(日)7:00~9:30am
さざんか亭B&Bはこの回で登場予定です。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
Feijoa フィジョアが食べごろ
『月刊NZ』の4月号もフィジョア特集。ゲストルームに置いてあるこの冊子を見た男性ゲストの方、「リビングルームのテーブルにあるの、このフルーツですよね? 食べてもいいですか?」
この方はオーストラリア在住で仕事の関係でロトルアへ。オーストラリアではフィジョアは見かけないそうです。初体験の味覚にすっかりハマってしまったKさん。大鉢に持ってあったさざんか亭の庭産フィジョアの半分くらい召し上がりました。
フィジョアは今、スーパーで買えば1k$5くらい。でも、店で買ったことがない私たち。フィジョアはNZの庭で簡単に育つものなのです。ただし、季節限定!
4月~5月の至福の味。甘酸っぱくて、とてもいい香りがします。この美味しさは、言葉ではちょっと説明できません。キーウィーフルーツと違って皮が薄くて傷みやすいので、輸出できないのだそうです。秋のNZ(4月~5月)に来て味わってください。こちらでも、本当にこの時期だけなので、皆、フィジョアの季節を「待ってました~!」って感じです。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
さざんか亭3泊のゲストFumikoさんとオカレカ湖の近くのコースで乗馬しました。
Fumikoさんは今回3回目のNZ、約2ヶ月のロングステイ(オークランド中心)で、ロトルアへの小旅行。中でも初体験の乗馬を一番楽しみにして来たそうです。
予定していた木曜日があいにくの雨。オークランドからパックで予約されていた翌日のシープショー&ファームツアー+ランチクルーズのうち、前半を木曜日に変更して、乗馬と入れ替え。作戦が当たって、青空の下、湖や牧場の景色を満喫しながらの乗馬ができました。
レイク・オカレカの乗馬コースは、これまでに何度もゲストと同行していますが、1時間半コース(ビギナー~上級者向き)か2時間コース(上級者向き)で、1時間コースはHiroeにとっても初コース。牧場のマネージャー、ルーシーさんは「1時間半コースの方が眺めがいいわよ」と言ってくれましたが、ランチクルーズの時間が控えているので、余裕を持って1時間コースにしました。アップダウンの変化は少ないけど、かえってこちらの方がオカレカ湖にグッと迫る近さで、とてもいいコースです。
最後の平坦な牧草エリアで、Hiroeだけ速足か駆け足をさせてくれたら言うこと無しでしたが……。ビギナー向けコースということで、ここで走りたいという人はないのかもしれませんね。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
4月半ばから、寒波で今年一番の冷え込みになりました。最低気温2℃とか1℃……これはもう真冬の寒さです。でも、日中の最高気温は15~16℃くらい。
暖炉を炊くには早すぎるよね~と思ったけど、この寒さではやっぱり暖房が要ります。そこで、さざんか亭、今年の初暖炉。
ポールが薪をくべるのを興味津々で見つめるEL。早速暖炉の前に陣取るJJ。リビングルームのコタツもセット済みです。
ほんわか暖炉の火と足を延ばして温まるコタツで、さざんか亭ゲストの皆さんの団らんタイム……どんな話の花が咲くでしょうか。
この後、寒さは少し緩んで、最低気温7~10℃。それでも、秋半ばながら、ダウンヤフリースなどの温かいジャケットは必需です。
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イースターと皆既月食
昨夜と違って雲が多い……月食見られるかな~?
皆既月食=Red Moonになるのは、NZ時間の午前1時頃。そんな時間まで起きてられないね……と言いつつ、お泊まりのゲストと一緒に見られたレッドムーン。
こんなに雲に覆われた空で見られたのは、とってもラッキーでした。
月食の前、月が昇ってロトルア湖を銀色に照らす光景も幻想的でした。
雲が多くてドンドン流れるので、その合間にズームを合わせるのが大変。首が痛い…肩は凝る…寒くてすっかり身体が冷える……Red Moonに会うのも根性がいりますね。
後1時間足らずで、NZのサマータイムも終わりです。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
グリーンレイクとブルーレイク、マオリ名はロトカカヒ湖とティキタプ湖。ロトルア市街から少し奥まった所にある隣り合わせの2つの湖。名前の通り、湖面の色がグリーンとブルーに見えるのです。2つの湖を見下ろす小高い所に展望所があるのですが、よく晴れた日でも色の違いがくっきりわかることは稀で、絵はがきにあるように見事に緑と青になる時があるのかな~? それを見てみたいな…とずっと思っていました。
数年前に観光ヘリで上空を飛んだ時に、本当にクッキリ色の違いが見えて感動! でも、その時前列の見晴らしのいい席に座っていたポールにカメラを預けていたのですが、彼はパイロットさんとの話に夢中で写真を撮っていなかったのです😭
昨日、ゲストを案内して、乗馬の帰りにここに寄りました。2つの湖が、こんなに見事に色の違いを見せてくれました!
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
初秋のさざんか亭の収獲;
クルミの収獲が始まりました。
数種類の豆はサヤインゲンを食材にする時季を過ぎて、成長した豆が主役になります。夏から続くトマトやコルジェット。グレープフルーツも食べごろ。
洋朝食のフルーツサラダ=数種類のフルーツに好みでヨーグルト、ミューズリー(シリアルとドライフルーツなどのmix)を加えて、ヘルシー&ボリュームたっぷり。それにさざんか亭で穫れるフルーツやベリー、ナッツなどが季節によって加わります。画像は、フルーツサラダにローストしたクルミをトッピング。グレープフルーツも入ってます。これからさざんか亭にお泊まりの皆さん、秋の旬の味をどうぞ。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
ロトルア湖畔に近い公園に現れたバイク・ツリー。
この週末にロトルアで開催される「クランクワークス」(世界最大級のマウンテンバイクのワールドツアーの一貫)のために造られたのでしょう。
3月25日(水)から29日(日)にかけての5日間、ワールドクラスのライダーが集結して、レースやデモンストレーション、コンサートなど多彩なイベントが繰り広げられます。
さざんか亭でも2組のゲストが、このイベントが旅行目的の一つだそうです。
期間中、雨かシャワーの予報の日が多いけど、まあまあのお天気。イベント参加の皆さんには、うれしい予報外れですね。
http://www.crankworx.com/rotorua/events/
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
クリケット・ワールドカップ決勝にNZが初進出を決めました!
今日の準決勝第1試合 対 南アフリカ戦 での壮絶な闘い。いや~ クリケットって、すっごく興奮するスポーツです。
何度も、もうNZは負けかな・・・と覚悟を決めつつ最後まで望みを抱いてTV観戦(試合開始から約9時間)
ヴィットリの4点打で一縷の望みがつながり……エリオットの6点打で勝ちが決まった瞬間! ポールと抱き合って「イエ~イ!」「ウオ~ッ!」と叫んだら、ソファで爆睡していたELがビックリして飛び起き、何が何やらわからないまま興奮して部屋の中を飛び跳ね回り……
決勝は今度の日曜日。木曜日の準決勝第2戦(オーストラリアvsインド)の勝者と対決。
“Dream Big New Zealand !! " このワールドカップのキャンペーン・フレーズ通り
Go Go " Black Caps " !!
(画像は、ICC Cricket World Cap official site より)
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
秋分も過ぎて、サマータイムもあと2週間(4月の第1日曜日の午前3時まで)です。
昨日まではうらうらとよいお天気でしたが、今日(3月23日・月)は雨。夕方になってやっと空も明るくなりました。今週は前線が繰り返し通り過ぎる影響で、降ったり止んだりの日が続きそうです。
さざんか亭では、イースター明けまで6組のゲストが連続です。皆さんが旅行を楽しめるように、お天気が崩れないことを祈ります。
そして、明日はクリケット・ワールドカップ準決勝、NZ vs 南アフリカ! 試合会場になるオークランドの天気が心配……。クリケットはラグビーと違って、雨だと中断になります。試合ができないくらいの雨だと普通は引き分けになりますが、決勝トーナメントでは勝ち負けをつけないといけないので、翌日に延期になるのかな?
上の画像は、秋分の前日(3月20日)の夜明け。太陽がロトルア湖の向こうから昇って湖面を光らせるのが秋分・春分の頃の日の出の位置です。
下の画像は秋分の日(21日)の朝。夜露にぬれた芝が朝日に白く光って霜のように見えていました。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
夏の終わり~秋の初めへ
ただ今 さざんか亭の庭の主役は秋明菊です。
ピンク・白・紫の3種が、日向でも木陰でも、それぞれのエリアで庭に華やぎを添えてくれています。
薄いピンクの種類が元々この敷地内にあった種類。地下茎でどんどん増え、はびこり放題なので、ボーダー風に押しとどめてコントロールしています。
白と紫の種類は、前に住んでいた家から鉢植えで3〜4株を保存していたもの。地植えして3年、庭作りのイメージにそって、少しずつ増えています。
秋明菊の英語名はJapanese Anemone。和の庭に似合うのはもちろんですが、自然な感じのコテージガーデンにも似合います。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
「香川パラ族」グループの皆さんを案内して、タウポ1日ツアーに行きました。4名の皆さんでレンタカー・ドライブ、Hiroeが日本語ガイドとナビを兼ねて同行しました。
ワイオタプ・サーマルランドで間欠泉と地熱地帯ウォーク。アラタキ・ハニーでお土産ショッピング。豪快なフカ滝を見物した後、フカ・リゾート・ワイナリーの「カフェ・ピノ」でランチ。タウポ湖のパノラマ展望を楽しんだ後は、湖畔に下りて秘密の足湯でポカポカ……
コースの最初、ワイオタプ。
ロトルア周辺には大地のエネルギーにふれる地熱地帯ウォークできる所が数カ所ありますが、ワイオタプは「NZで最もカラフルな地熱地帯」……様々な温泉の成分によって多様な色合いが見られます。地形も変化に富んで、30分コース~1時間半コースの中から体力やスケジュールに合わせて選択できます。カラフルな部分は最短の30分コースで全部見られるように、とてもうまく遊歩道が作られています。
初めてのロトルア観光なら、数ある地熱地帯の中では、やはりワイオタプが一押しです。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
サイクロン「パム」の猛威が心配されましたが、ロトルアでは昨日ずっと雨が降った程度で、大雨も大風もなく、程よいおしめりになりました。バヌワツでは記録的な被害が出て、NZ政府が復興支援すると表明。NZでも地域によっては停電が続くなどの被害があったようです。
昨日、雨の後、庭の見回り。彼岸花が咲いているのを発見。もうすぐ秋分。ヒガンバナ(園芸種名リコリス)は、英語でhurricane lily(ハリケーンリリー)という名があるそうで、嵐の後に偶然過ぎる!?
ホトトギスも咲き始めました。この花が咲くと、グッと秋の風情。夏からずっと咲き続けるフーシャや寄せ植えのベゴニアも雨にぬれて元気回復。でも太陽が好きな黄色いガザニアは、さすがにこの日はうつむき加減です。
今日チェックインされるゲストは連泊で、明日・明後日のロトルア観光について、いろいろご相談に乗りました。
今週、この後はお天気もいいみたい。ロトルアを満喫してもらえそうです。
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今日から3月。7:20am頃の夜明け、 さざんか亭バルコニーからの眺めです。
ロトルア湖や街のあちこちからの湯けむり、周りの山や森からあがる蒸気が、雲になってたなびいていきます。
これから秋が深まるにつれて、しだいに広範囲の雲海が見られるようになります。朝霧と雲海は、ロトルアの秋~冬の風物詩。
今日は、レッドウッドの森で太鼓演奏の出番があります。Children's Day (こどもの日)関連イベントの一環です。
お泊まりのゲストも、ゾーブなどのアクティビティの予定。いいお天気で、楽しめそうです😎
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雲も靄もない澄みきった完璧な星空。今、さざんか亭の庭で見えていた昨夜の満天の星座と銀河。
iPhoneのコンパスとStar Chart アプリで、今まで星座図を見ても、よくわからなかった星が全部わかる! 画面が美しくて見飽きない。iPhoneかざしながら、上を見続けて、首が疲れますけど……
今までは毎月の星座図(北半球, 赤道付近, 南半球の3バージョン)をダウンロードして、今見えている星空と見比べていたんですが、白黒で星の名前がラテン表記で小さい……など、満足できていませんでした。もう少し見やすいカラーの星座図(それも、場所と位置を入力すればリアルタイムで見られるもの)はないのかな? と検索していたら、www.starchart.を見つけました。
iPhoneをかざす位置を変えるにつれて、画面の星座図も動いていくので、プラネタリウムの中にいるみたいです。地面の方に向ければ、地球の反対側の(こちらからは北半球)の星座図も表示されるんですよ。星座のイメージもとてもきれいで、神話の中を旅している気分です。
南十字星の見つけ方を、夜のさざんか亭の庭で、日本からのゲストの皆さんによく教えて差し上げます。ニセ十字や逆さオリオンやマゼラン星雲なども、肉眼でよく観察できます。
南十字星の位置は秋~冬の方が上がってくるので、これからの季節は見つけやすくなります。
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7:30pm頃、窓の外を見たら、ロトルア湖の遊覧船「レイクランド・クイーン号」がディナー・クルーズに出て行くのが見えました。
ロトルア湖は大きな湖ですが、けっこう遠浅なので、このクルーズ・ボートはミシシッピー川のクルーズ・ボートと同じタイプです。「湖の女王」の名前通り、優雅な姿です。
太陽の位置が低くなる夕方の方が、湖の色は濃く見えます。手前のオヒネムトゥ教会の赤い屋根と色合いがよく映えます。
この頃の日没は8:00pm頃。まだまだディナークルーズは景色を楽しめる時間です。私がゲストを案内して同行した時と太鼓演奏を頼まれて乗船した時は、晩秋と冬だったので、残念ながら辺りの景色は闇の中でした……。
このクルーズは、ブレックファスト・クルーズ、ランチ・クルーズもあります。食事はバッフェ形式で、おいしいですよ☺️
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今夜のゲストとのコースディナーのメニューです。
スターター:ステーキ・サラダ……スライスしたNZビーフ(サーロイン・ステーキ)と自家菜園の野菜&ハーブ
メイン:キング・サーモン、ポテト&マッシュルーム・ケーキ、ロースト・コルジェット(メインの画像を撮り損ないました💦)
ブレッド:リンゴのスコーン
デザート:洋梨のタルト・タタン
「お箸で食べられるのが、嬉しいね」とゲスト。ビールやワインとともに、会話も弾みました。
どの料理も、さざんか亭のオリジナル・メニューです。
洋梨のタルト・タタンは、アップル・タタンの応用。ナシを使うと、リンゴより少しだけ味が淡白。さざんか亭の庭の和ナシを使ってみたかったけど、ナシのタタンはやっぱりこの形で魅せたいので、洋梨にしました。
皿の上のフルーツが、今夜と明日の役者たち。タルトになってくれた洋梨、スコーンの味を引き立てた青リンゴ、和ナシは明日の朝食に。和朝食ですが、食後にコーヒーと共にお出しします。
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夏の終わりを彩る毎年恒例の「ロトルア・レイクサイド・コンサート」が、今日2月21日(土)、開催されました。レイクフロント公園での無料の野外コンサートです。
昨日までカンカン照りだったのに、あいにく今日の夕方から雨模様。それでも、ちゃんとコンサートは実施されたようです。
コンサートの最後を飾るのは、ロトルア湖畔であがる花火。小雨に煙る空に、色とりどりの花火が上がりました。
画像は、さざんか亭のバルコニーから見えた花火。
今週末のロトルアは、他にもバイク・フェスティバルなど様々なイベントがあります。土・日・月と雨の予報が続きます。旅行する人やイベントに参加する人にとっては残念な雨。ファームや家々の芝生やガーデンにとっては、本当に久々の貴重な雨になります。
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菜園からの採れたて野菜たち。
スノー・ピーのサヤをむくと、コロコロと行儀良く並んでいるのが可愛い。少し前までは若鞘取りでキヌサヤとして使っていましたが、もう育ち過ぎたので、さやを剥いてグリーンピースとして使います。
ビーン=インゲン豆もまだ小さいうちにサヤインゲンとして、サラダや炒め物、スープの実になります。鞘が大きくなった物はそのまま育てて、後で豆を取り出します。
コルジェット(=ズッキーニ)やアップル・キューカンバー(丸い白キュウリ)も、次々に実を付けます。
彩り良く、味もしっかりの野菜たちが、こんな料理になってくれました。パンプキン以外は、全部、自家菜園の野菜です。
今夜のメニュー:
ショートパスタ(具はズッキーニ、マッシュルーム、スモークチキン)
パンプキン・スープにコーンとスノーピーをたっぷり
ポーク・ピカタ、ズッキーニとインゲンのソテー
サラダ(レタス、白キュウリ、ミニトマト、ナシ)
旅行先の食事では野菜が不足しがちですね。さざんか亭の食事は、こんなふうに野菜もたっぷり。多くのゲストの皆さんが、「野菜がおいしい!」と食べてくださるのが嬉しいです。
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昨日、Ratesを払いにロトルア市役所に行きました。
この建物はiSite(観光センター)の斜め向かいの奥まった位置にあって、駐車場はオークの樹々に覆われています。春から夏は爽やかな緑、秋は紅葉。冬から春は根締めのアザレアや周りの椿の花が鮮やかです。建物の反対側のガバメント・ガーデンに面した方からも入れるように、両面大きなガラス張りの明るい開放的なデザインです。
何でもないパーキングエリアですが、私はこの空間が気に入っています。
Ratesは、固定資産税+住民税のようなもので、1年に4回。持ち家のある人だけが払うので、日本と違って、貸家に住んでいる人には住民税はかかりません(大家さんが払っています)。でも、住民サービスは大家さんのRatesによってまかなわれるので、ゴミ収集袋もちゃんと配られるし、ロトルアでは水道代もタダです。タダというのは、Ratesの中に上下水使用料が固定額で入っていて、メーター量りでの料金はないのです(ロトルアでも一部のエリアはメーター料金があるそうです)。
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2月15日(日)ガバメント・ガーデンで開催された「アート・イン・ザ・パーク」。
ロトルアのアーティストの皆さんがアートやクラフト作品を展示販売し、音楽堂では様々なジャンルのライブ演奏があります。市民の皆さんは、それぞれの出店を覗いたり、ピクニック気分で過ごしたり、ティーハウスで休憩したり……。
イベントの最後に、「ロトルア楽鼓」も太鼓演奏で参加、観客の皆さんにも太鼓を打ってもらうミニ体験コーナーも設けました。
このイベントでの太鼓演奏は7年目になりますが、いつもいい天気に恵まれます。青い空・花と緑のガーデン・池に映るロトルア・ミュージアムの奇麗な姿。こんな環境での演奏は、やっぱり気持ちいいですね。
太鼓セッティングの間に、まず『送り火』という曲のリズムを観客の皆さんと両手を使って練習。
1曲目『波紋』の演奏の後に、観客の皆さんにも太鼓を打ってもらい、楽鼓の『送り火』演奏と共にまた手でリズムを一緒に打ちました。
本当は、ワークショップの時間をもう少し長くとって、笛と合わせたり、ウッドドンの掛け合いをしたり、もう1曲『楽鼓・権兵衛』の一部分もやりたかったのですが、前のブラスバンドの演奏終了が予定より30分も遅れたので、内容を切り詰めてやることになりました。
太鼓演奏の後半はイベント自体も終了の時間を過ぎる頃になりましたが、最後まで残って熱心に聞いてくださった観客もたくさんあって、いい時間と笑顔を共有できました。
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ある日、「晩飯にバーガーを作ろう」とポールがチャカチャカとこしらえました。どうやって口に入れればいいんだい? ってサイズ。NZのタバーン(パブ)とかで作ってくれるのも、こんなサイズで、ナイフとフォークでしか食べられないのが多いってのは、NZで経験したカルチャーショックの一つです。
おやつや軽食でなく、ちゃんとした食事に値するバーガー。肉と野菜とパン、確かにバランス取れてます。パブでは、これにさらにドヒャーンとチップス(=フライドポテト)が山盛りでついてくるのが多いですね。
しっかりお肉と新鮮野菜たっぷり、じっくり炒めた甘~いオニオン……ホームメイドのこんなバーガーを食べたら、ファーストフードのバーガーには戻れません。
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2月14日(土)ロトルア・インターナショナル・スタジアムにラグビーリーグの試合を観に行きました。
ウォーリアーズ(NZのチーム)がパンサーズ(オーストラリア、シドニーのチーム)に18対4で快勝!!
ギラギラの太陽の下、1万人弱の観客でスタジアムもびっしり。ロトルアは人口7万人弱だから、この観客数はすごいです。
ウォーリアーズはオークランド拠点のチームだけど、ラグビーリーグ(ラグビーとは別のスポーツです)のプロチームとしてはNZでただ一つ。それで、オーストラリアのリーグに参戦しているのですが、オークランドのチームというよりNZのチーム。ロトルアでもこんなに人気が高く、皆が応援しています。
それにしても、今日は暑かった……キックオフ30分前に行ったら、スタンドの屋根の陰になる上の方の席はもう満杯で、太陽光線と闘いながら汗ダラの観戦でした。
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実が鈴なり……まるで蜜柑のように見えますが、和ナシです。
さざんか亭の庭の果樹エリアにある古木といっていいくらい大きな梨の木。伸び過ぎて実はならないだろう…と思っていたのに、去年は小さな実が少し成り、今年はこんなになりました。
秋にはまだ早いし、実も固そうだし、どのタイミングで穫ればいいのかな?
気がつけば鳥さんにどんどん食べられています。
それなら……と、今日とりあえず袋いっぱい(手が届く範囲でもある)収獲しました。梨の木の隣りに生えているグレープフルーツもついでの収獲です。
ニュージーランドのスーパーで売られている梨は、ほとんど洋梨。ブラウン・ペアとかコリアン・ペアという名で和ナシを見かけることもあります。
ガーデンセンターの苗木コーナーでは、Nashi (Japanese Pear)として売られていることもありますが、まだまだ珍しい果樹。それが、自分の庭で穫れるのはなんという幸運。
食べごろになってるかな?……
小さめのを切ってみたら、ちゃんとちゃんと、サクサク・ジューシーな梨の味でした。
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ポリネシアン・スパの前にある池に、紅白の睡蓮がたくさん咲いています。この池は温泉池なので、こんな白濁色をしています。睡蓮には程よく温かくていいのかもしれませんね。
この池を挟んでポリ・スパの反対側に、いつもの太鼓練習会場のRAVEの建物があります。池の奥の方がガバメント・ガーデンやロトルア博物館があるエリア。ガバメント・ガーデンを訪れる観光客の皆さんは、この池の辺りまでは足を伸ばさないことが多く、ポリスパに来る人の駐車場に囲まれた感じで、ちょっともったいない穴場です。
噴水の石組みが苔むして、日本人好みの風情。この池の周りにベンチなどがあると、ちょっとした憩いのスペースになるのに……。
池の周りにオークの木がつくる木陰があります。太陽の下に出ると陽射しが強過ぎる……木陰に入ると風が涼しすぎて肌寒い……微妙。いかにも、ロトルアの気候です。
今週の最高気温は22~23℃くらいまで、最低気温は10℃以下の予報です。確実に秋に向かっています。
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昨日の菜園の収獲……スイートコーン、白キュウリ、コルジェット(ズッキーニ)
スイートコーン、今年の収獲は12本。苗を植えた後に霜と雹害にあって、育ちがイマイチ、背丈もあまり伸びなかったけど、小ぶりながら実はしっかり育ちました。
早速、茹でて味見。すっごく甘いです😃
画像2のコロコロした形のは、白いキュウリです(同じ画像の緑色のはキュウリではなく、コルジェット=ズッキーニ)。去年、ガーデンセンターの苗コーナーでポールが見つけて、珍しいので植えてみたら、成果充分だったので、今年も植えています。
プランターでも育つ小さめのキュウリだそうですが、地植えしたらカボチャのように這って伸びています。実もわんさか成るので、小さい庭やパティオ、ベランダにもおすすめ品種だと思います。
見た目より皮はちょっと硬めで苦みがありますが、皮をむいてしまったら、中味はとても瑞々しくてシャキシャキしておいしいです。皮に微妙なトゲトゲがあるのですが、スポンジなどで水洗いすればツルンとなります。サラダにも浅漬けにも良し。英国風にキューカンバー・サンドイッチにしてもいいかもしれませんね。
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アガパンサス
ニュージーランドでも、家の庭や道路脇などによく見かける夏の花。南アフリカ原産で、繁殖力が強く増えるので、NZ固有植物を圧倒する害が有り、これ以上増やさないようにというお達しが出たこともあった記憶がありますが、今さらアガパンサスを駆逐するのは無理でしょう。ガーデンセンターでも苗はたくさん売られていますしね。
さざんか亭の庭にもあちこちに生えているアガパンサス。ボーダーや斜面の土止めにも役立つので、その用途で植え替えています。
画像1は、ちょっと珍しいアガパンサス。「枝垂れアガピー」と呼んであげたい。正式名は「アガパンサス・イナペルツス」だそうです。全方向に手まりのように咲く普遍種に比べ、うつむいて控え目に咲きます。
画像2が普通のアガパンサス。青が多いですが、白い花もあります。どちらの色も夏によく似合います。
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しっとり、たっぷり雨が降った数日間。今夜もまだ降っています。おかげで庭の草木たちも、しっとり・生き生き。
今週はワイタンギ・デー(祝日)で様々なイベントがあったり、週末にはタラウェラ・ウルトラマラソンなども開催されます。週の後半からお天気がよくなるとバッチリですね。
さざんか亭でもイベント関連のゲストや、ワイタンギ・デーの太鼓出番があります。
画像(右)は、雨の庭の一部。紫色のアガパンサスやワインカラーのダリアもしっとり。
下の画像1:雨の雫をたたえるオリエンタル・リリー。画像2:額アジサイも、やはりしっとり雨が似合います。画像3:濡れて俯きかげんに咲く秋明菊。
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一昨日収獲したプラム、レジ袋2つ分に満杯。ボウル山盛り4杯分になりました。リンゴも少々(今年は油断してクレマチスに覆われてしまい、リンゴは不作)。
さあ、ジャムとチャツネ作り 頑張ろう!! これだけの量刻むのは、気合いが要ります。
半日がかりで、プラムジャム 5瓶、フルーツチャツネ 7瓶 ができました。
さすがに疲れた~。でも、これでポールが作るプラム・アイスクリームの材料が数回分はできました。チャツネはうちではいろんな料理の隠し味に欠かせないので、これだけあると、安心感・満足感に浸れます。
これでも、まだボウル2杯分のプラムが残ってます。もう空き瓶が無いので、ジャム作りじゃなくて、別の使い方を考えましょう。
試しに少量作った赤ワイン&プラム・シロップがヒットだったので、多めに作ってみました。後は、小さく刻んで冷凍…という手もありますね。
ワイン&プラム・シロップの作り方は、もう一つのブログで紹介しています。
http://kiwi-racco.blog.jp/archives/1018906610.html
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友達が、ご主人が釣ったニジマスを持って来てくださいました。立派なサイズです!
ポールがさばいて、きれいなピンクのフィレになりました。水中のザリガニのプランクトンなどをたくさん食べるほど、トラウトの身はどんどんピンクになるのだそうです。
サーモンに比べると味は淡白ですが、トラウトって美味しいです。売買禁止なので、釣った物しか食べられないんですよね。
この日は、お刺身とムニエルで、トラウト・ディナーのごちそうになりました。
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さわさわと 木漏れ陽降るや
蝉時雨(せみしぐれ)
……などと、得意でもない定型詩(俳句もどき)をひねってみたくなるさざんか亭の庭のシーンです。
日本の夏では、蝉の鳴き声は暑さをより掻き立てる感じですが、NZのセミはサイズも鳴き声も小さめで、蝉時雨もなんだか爽やか。
ポンガ(木性シダ)やポフトゥカワの幹に蟬の脱け殻がとまっています。まるで、時が止まっているかのように……。
このところNZ全体がドーンと広範囲の高気圧に覆われていて、全然雨が降りません。干ばつで牧草が枯れ、このままだと各地のファームは大きな問題をかかえそうです。
乾燥大陸オーストラリアはいつも水不足や山火事が問題ですが、程よく雨が降るNZでは水不足になることはほとんどありません。それが「庭の水まきは控えましょう」とニュースで取り上げられるくらい、この夏は雨が降らないらしい。
さざんか亭でも、さすがに昨日初めて庭の水まきしました。カラカラで芝も草木も息絶え絶えです。
雲のアートに見とれつつ……また、雨降りそうにないな〜とため息。
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あんなに真っ赤に咲き誇っていたポフトゥカワの花が散って……ガーデン・テーブルとデッキが紅に染まりました。
まるで、緋毛氈(ひもうせん)みたいです。
あんまりきれいなので、掃かずにしばらくこのままに・・・
自然のしわざの、粋のイリュージョン。
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盛夏にさざんか亭の庭を彩る花たちの中で、ユリはそれぞれが豪華で個性的です。
“コテージガーデン ジャポニカ・キーウィーアーナ” ……NZの固有植物を活かしつつ和の趣のあるコテージガーデンというのが、さざんか亭の庭造りのコンセプト。ヨーロッパで品種改良されたオリエンタル系ユリの原種はユリ王国・日本が原産のものも多いのです。
豪華ながら気品と奥ゆかしさを兼ね備えたユリは、何となく和の心にかなう花。
そんなわけで、さざんか亭の庭にも、ユリは大切な存在。ホントは、素朴な鹿の子百合が欲しいんですけどね。さすがにこちらでは、改良の度合いが派手です。それはそれで綺麗、眺めているとハッピーになれます。香りも芳醇。
球根が大きくなって茎立ちも増え、植えっ放しで毎年見事な花が増えていく。コスト・パフォーマンスも優れモノです。けっこう背が高くなるので、フェンス際の奥にボーダー風に植えたり、大きめのコンテナの中心にして背の低い草花との寄せ植えをつくって、庭やパティオのアクセントにしたり……いろんな使い方ができます。
さざんか亭では数カ所に数をまとめて咲かせたかったので、15個入りのmixお得用セットを購入して植えました。おかげで、花の色は咲いてみてのお楽しみ。全部で30株くらいあるうち、まだ蕾の株が3分の2残っています。これからどんな花が咲くのでしょう。
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この数日、最高気温が27~28℃くらいまで上がりました。ロトルアとしては25℃を越えると真夏日なので、28℃ってスゴく暑い日なんです。
一昨日、リビングルームのバルコニーに面したフレンチドアをこの夏初めて全開しました。リビング、ダイニング、キッチンがオープン空間になっていて四方に窓、リビングルームだけでも三方が大きな窓なので、普段はこのフレンチドアは開ける必要がないのです。
開けたとたんにド~ンと風が通って、時おり涼しいを通り越して肌寒い。それで、ドアを半開して調摂。ただ今、天気表示では24℃、でも体感温度は18℃くらい。ちなみに、さざんか亭ではエアコンも扇風機も必要ありません。サラサラの夏って、空気が軽くて身体が楽です。
下の画像1枚目は一昨日の夜明け。2枚目は今日の昼過ぎ。午後にシャワー(軽い雨)有りの予報だけど……なんだか降りそうもない空。3枚目は夏雲に混じって浮かんでいた2羽のスワン? 2艘のヨット?
そろそろ雨も欲しい頃です。
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さざんか亭の庭の中で、ひときわ高く偉容を放ってそびえるポフトゥカワの木。
夏の太陽が大好きなポフトゥカワの花、去年までは北側とてっぺんの辺りだけに花が咲き……ということは、さざんか亭の建物の方からはほとんど花が見えないのでした。
今年はどういう気分の変化か、南西側にもびっしり、木の全体が満開になり、リビングルーム、バルコニー、ゲストルーム「しののめ」や「まほろば」からも、ハッとするくらい真っ赤な花が見えます。
数日前の朝。明るいブルーの空に、朝日を浴びて屹立するポフトゥカワの木、その横に有明の月が残っていました。ポフトゥカワの木の周りのクルミ、楓、ママク(ブラック・ポンガ=巨大な木性シダ)などの葉陰を透かして朝日がのぞいています。
朝の露天ジャクジー風呂からもどる間の、ぜいたくな時間と空間です。
ポフトゥカワの木に集まる仲間たちも多様です。トゥイが十数羽バサバサと群がり、飛び回っています。木の下に立つと、微かにワ~~~~ンといううなりが聞こえるのは、ミツバチ達も無数に集まっているのでしょう。下段の最後の画像の空中にかすかに羽を振動させている蜂さんが見えます。トゥイも蜂も花の蜜が好きで、ちゃんと共存してるんですね。この時期に養蜂箱を置いたら、あの美味しいポフトゥカワ・ハニーができる?
トゥイとは違うバッサバッサという大きな羽音で上を見たら、NZ山鳩がとまっていました。1本の木が、どれだけたくさんの野生の生き物達と共存しているのか、その縮図みたいです。
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庭のプラムが今年も鈴なり…この木には「裏年」というのはないのかな?
サッと洗って皮つきのまま、さくさく切って食べても美味しいし、プラムジャム、プラムソース、チャツネ などなど いろんな利用法があって、まさに自然の恵みです。
大きな固い種がある果物を「ストーン・フルーツ」と呼びます。種と果肉を切り分けるのに手間はかかるけど、プラムは切った時の色がきれいで、1個ごとにワクワクします。
朝食のフルーツサラダにも、庭から採れたてのプラム, イチゴ, グレープフルーツがたっぷり。
自家製グルメのプラム・アイスクリームとプラムジャム。無添加、100%素材そのままで、こんな色合いになります。
さざんか亭のプラムジャムは甘さ控え目、大人の味です。これも季節限定。このプラムジャムのファンのゲストも、いらっしゃるくらいです。
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ゲストの石原さんとロトルア在住の修くん、Hiroe & Paul の4人で、元旦に2015年初遊び。
ハムラナ・スプリングスへのドライブの後、Amazeme (迷路)でピクニックランチと迷路にチャレンジしました。
心配したお天気も、時間と共にどんどん良くなって、最高のピクニック日和になりました。
毎年のようにロトルアに来てくださるリピーターの石原さんは、今回でさざんか亭7回目。でも、ハムラナ・スプリングスは初めて。いつもはアドレナリン系のアクティビティで初遊びが多かったけど、こんなほんわか気分の年明けもいいですね。
元旦ピクニックの後半は、「アメイズミー」でランチと迷路に挑戦。
"aMAZEme" は、アグロドームの隣りにあります。アグロドームやアグロベンチャーのアクティビティには数えきれないくらいゲストを案内していますが、いつも横に見ながら素通りしていたアメイズミー。私たちも初めての体験です。
敷地内にはピクニック・エリアやいろんな遊具があって、家族連れはもちろん、大人も童心にかえって楽しめる施設です。半日は充分遊べます。
迷路チャレンジは、石原さん&修くん組、Hiroe&Paul組に別れて競争、結果は石原さん・修くん組の勝利でした。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
さざんか亭の大みそかは、ゲストの皆さんとロトルア在住の友人の皆さんとで恒例の「年越しパーティー」です。
さざんか亭で用意した数品の料理、友人の皆さんの一品持ち寄りで、全員満腹。
しばらく歓談の後、「年越しソバ」、そしてロトルア湖のレイクフロントで上がる新年の花火を眺めて年越しです。
今回の参加者は、リピーターさんゲストの石原さん、信介くん&雅子さん、ロトルア在住組は、直子さん、岩田ファミリー(タケさん、真由美さん、修くん)、それに啓恵&ポール、JJ+ELでした。
ロトルアは観光の街で、大みそかも元旦も仕事の人も多く(ポールもその1人)、残念ながら今回は参加できなかった友人の皆さんもありました。参加してくれた人たちも、翌日は朝からまた仕事。お疲れさまでした!
2015年、いい年にしましょうね!
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年末のゲストのリクエストで、BBQディナー。
さざんか亭のディナーは、デザート付きのコースディナー(3品)、デザート無しのカジュアル・ディナー(2品)、シンプル・ディナー(メイン1品)から選ぶことができ、どのコースにもサラダとライスまたは自家製ブレッドが付きます。
BBQディナーは季節限定で選択できます。
NZの夏と言えば、BBQ。屋外でジュージュー焼きたてを食べるのが、BBQの楽しみ……のはずだけど、普通のNZでのBBQは、煙が出るステーキ料理を室内ではなく屋外でやる、という感じで、「焼きたて」ではなく、全部を焼いてしまって、皿に乗せて室内に運んで食べる、というスタイルが多いのです。食べる頃には肉も冷めて固くなっています。元々BBQ用の肉は、あまり柔らかい部位ではない物が多いようです。
でも、さざんか亭のBBQは、そんな一般的なNZのBBQとは違うのです。
上質な柔らかい肉を、ポールがそれぞれ肉の種類によって下味を付けた上で焼き上げ、熱々の一番美味しい時点で召し上がってもらいます。もちろん、ガーデンで花や緑に囲まれて……。
この日の肉は、これもゲストのリクエストで、ラムとベニスン(鹿肉)がメイン。それにアルパインポーク・ソーセージ。付け合わせは、コールスロー・サラダと自家製ブレッド。
庭の木々の向こうに、タラウェラ山がくっきり。この景色を見ながらのBBQディナーは格別に美味しい!
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
ゲストのご希望で、12月30日にカヤック体験。この日はブルーレイクに行きました。
ブルーレイクは、ロトルア市街から少し奥に入った所にある静かな湖。周囲を1周するウォーキング・コースもあります。
さざんか亭の2台のカヤックをポールの車に積み、4人家族のゲストの皆さんはレンタカーで同行。ブルーレイクのほとりにあるホリデイパークで、レンタル・カヤックを2台借りました。
湖の中央部はボートのエリアでカヤックは禁止。その両側の岸辺に沿うエリアがカヤックを楽しめる水域です。カヤックは岸に沿っていく方が、変化があって楽しいのです。
ブルーレイク1周はカヤックで2時間半くらいかかるそうですが、この日は最初の漕ぎ方レッスンも含めて約1時間。皆さん、初めてのカヤックでしたが、楽しんでもらえました。
湖では、カヤック、パドルボード、ジェットスキー、水泳、ピクニックなど、思い思いに夏を楽しむ人たちで賑わっていましたが、決して混み合うという感じではなく、こじんまりしたのどかな感じが、ロトルア湖のレイクフロントやタラウェラ湖でのカヤックとは違う味わいでした。
水陸両用車で湖とロトルア市街観光ができるダックツアーも、ちょうど午前中のツアーの時間帯らしく、2台連なって湖を渡っていきました。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
年末にお泊まりのファミリー・ゲストのリクエストで、ターキーがメインのディナーを用意しました。付け合わせはロースト・ポテト&クマラ(サツマ芋)、ガーデン・サラダ、焼きたて青リンゴのスコーン。
ターキーは胸肉でスタッフをロールして、オーブンでじっくりロースト。切り分けて、グレービー・ソースをかけていただきます。
スターターはNZサーモンのミニ・ステーキ。
デザートには、菜園から採れたてイチゴたっぷりのワイン・ゼリー&自家製キーウィーフルーツ・アイスクリームでした。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
明けまして おめでとうございます
さざんか亭から見えた初日の出です。
ロトルアの日の出は6:00am少し前ですが、その時間は雨で空全体が厚~い雲に覆われていました。頑張って早起きしたゲストの石原さんや信介くんと「今日は無理だね、また寝よう~」とそれぞれベッドに戻ったのですが、7:00am前に陽が射したのでオヤって思って起きたら、雲の上から日の出の瞬間に間にあいました。
雲の上は抜けるような青空! 初遊びにいいお日和です。
3日の朝、ようやくタラウェラ山の足元からの日の出が見られました。タラウェラ山が黄金の光に包まれています。
空とタラウェラ山が 金色に染まる夜明け。元旦の初日ではなく3日の御来光ですが、充分 神々しい!
薄雲がベールのようにかかっているので、余計に幻想的でした。
さわやかな気候で迎えたロトルアの新年。
今年もどうぞ、よろしくお願いします。
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この週末から連続の数組のゲストにそなえて、Hiroeは夕方6時過ぎまで庭の整備やあれこれの作業。ポールも午前中、木の伐採作業などの後、夜勤にそなえて睡眠。夕食の後、また約2時間の仮眠をとって、深夜からの仕事。
こんな時間のない時は、ステーキが一番簡単です。
アイ・フィレ(メダリオン)の次に柔らかいスコッチ・フィレ、片面2~3分ずつ焼いて、アルミフォイルをかぶせて寝かせること数分。旨い!
これに白ご飯とサラダで、充分。菜園からレタス類を摘む時間もなかったので、冷蔵庫にあったブロッコリーと空豆を茹で、フェタ・チーズと花鰹をまぶして、少々の醤油で和えるように混ぜ混ぜ。とっさの思いつきで試したサラダが、ステーキに実にピッタンコでした。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿
クリスマス・カラーといえば緑と赤。日本ではポインセチアの鉢植えが売られているけど、夏にクリスマスを迎えるニュージーランドでは、「クリスマス・リリー」という名で、白いテッポウユリの鉢植えがよく売られています。
「ニュージーランド・クリスマスツリー」というニックネームを持つポフトゥカワは、濃い緑の葉と真っ赤なフサフサの花が、まさにクリスマスにピッタリ。さざんか亭の庭にも大きな木があるのですが、今年は気温が低めで、まだ花が咲いていません。右の画像のポフトゥカワは、今月初めにオホペビーチに行ったときに咲いていたものです。
夏の庭で、クリスマスらしい楽しい感じの花たちをピックアップしてみました。
白い清楚なバラ、小さな赤いランタンのようなアブチロン、バレエのチュチュのようなフーシャ。
サンタさんも、パッションフルーツの花に着地しました。
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今日はクリスマス・イブ。
プレゼントやパーティー用品の買物などで、街中は車も人も混雑気味。クリスマスにはお店等が全部閉まります。
今週のロトルアは、最低気温12~13℃、最高気温22~23℃。一番快適な環境。でも、太陽光線が強烈で、体感温度はもっと高いです。
左の画像は、昨日12月23日の空……夏の雲と秋の雲が同居しています。
街の中を用事や買い物のためにあちこち車で走り抜ける時に、ポールが「ロトルアはほんとに緑が多いよね」と何気なく言いました。これからは木陰が涼しさをもたらしてくれます。
下の画像の1枚目は、ロトルア市内で一番高いノンゴタハ山上空の空。
2枚目の画像は、さざんか亭のヨーロッパ・ブナの木漏れ日。敷地の一番西にある木で、これは日没前の光線です。
3枚目は、今日クリスマス・イブの午後、さざんか亭の庭の一角。開花直前の黄色い萱草、ワイン色の酔仙翁、ブルーのラベンダーなどが、青い空によく映えます。
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オンラインで注文した「ホビット」3部作 記念切手セットが届きました。タイミング的に、自分へのクリスマス・プレゼントになりました。
ニュージーランド・ポストが発行している特別記念切手シリーズです。
「ロード・オブ・ザ・リング」と「ナルニア」の記念切手セットは、ポストショップで直接買ったのけど、オンライン購入は初めてなので、どんなふうに届くのかちょっとドキドキ。だって、NZの郵便物の配達の仕方って、かなり雑で、冊子等も平気で折り曲げたり、雨にぬれるかもなんて全然気にせずに半端な差し込み方で、郵便受けに入れてあったりするんですよね。(うちの郵便受けは、ちゃんと入れればA4サイズ月刊誌がスポンと入るサイズを選んで取付けてます)
さすがに、凄い厚みの台紙に挟んであって、封筒にデカデカと「DO NOT BEND」と印刷されていました。
記念切手セットといっても、まるでアート・ブックレットのようなデザインで、ストーリーや各登場人物の説明も丁寧。それぞれの切手は、映画のシーンの一部になっていて、その美しさにうっとり眺めてしまいます。
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今日12月22日は、夏至。
ただ今 11:50pm, 1年で一番昼間が長い日も、後10分で終わります。
明日から日は少しずつ短くなるけど、夏はこれから本番!
夏至の今日、ロトルアでは日の出5:49am、日没8:37pm。NZの一番南に近いインバーカーギルでは日没は9:30pm頃だそうで、1時間くらい違うんですね。
右の画像と下の3枚目の画像は、さざんか亭の裏側から見える南西の方角の田園風景。8:30pm頃、日没直前の空です。下の画像1・2は、北東側、ロトルア湖上空の夕焼け。
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前日にたっぷり作ったポークカレーをスロークッカーに移して、コトコト。NZビール(Tui)とオージー・ワイン(シラズ)で煮込みました。
スロークッカーで最初から全部ぶち込んで調理する方法は、どうしても信用できない。お肉はやっぱり香ばしく焼き色つけたいし、野菜は炒めて甘みを出したい。でも、最後に全部を融合させてジワ~ンと調理するには、スロークッカーは優れモノです。なんたって、焦げ付く心配がないし、どんどんコクが深まって、お肉もスゴく柔らかくなります。
ガーデンサラダとポテトサラダ、少しずつ残ってたのを合わせて、例のカイワレを散らしました。
食後の口直しは、ポールがさらにレシピを改良した自家製レモン&オレンジ・アイスクリームに、昼間に摘んだイチゴ、ラズベリー、カシスをたっぷり。
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昨日(12月19日・金)は、今年最後の太鼓の定例練習でした。
12月・1月は、いつもの練習会場RAVEが特別イベントのために使えないので、さざんか亭のリビングルームで、大胴1、締め太鼓3、鉦、笛を交替で練習します。
先週に続いて「水口囃子」をメインに、「波紋」と、久々の「寄せ太鼓」。
Eat Streatでの路上パフォーマンスを観て、太鼓を習ってみたいという女性アロハさんも、見学参加。「波紋」のpart Aを一緒に練習しました。年明けの練習にも参加してくれるといいな~。
来週からしばらく、クリスマス~ニューイヤー・ホリデイで太鼓の練習もお休みです。
初ゲイコは1月9日(金)。
それにしても、「水口囃子」は、難しくて、奥深くて、楽しい。
リズムが打てて出来上がりではなく、地打ちの微妙なたゆたいと共に、全てのパートの囃し手の身体が一体になって弾み・揺れる……そんな状態になるまで、まだまだ練習の積み重ねあるのみです。でも、昨日の練習で、少しだけ、皆が「地方(じかた)に気持ちよく乗る」感じ、達したとはいえないけど、それを目指す…って感じが伝わったようです。
さざんか亭のホスト犬 JJとEL。
彼らは家族として室内で一緒に暮らしているけれど、「室内犬」ではないので、1日のうちに何度も屋内外を出入りします。出たい時は部屋の隅をクンクン嗅ぐ仕草や目で訴え、入りたい時はドアをノックします。ゲストルーム、キッチン、バスルームには絶対入らないルールを自然に身につけました。
靴を履かない彼らなので、1日に何回だろうと、外から入る時には、玄関マットの上で足を拭いてから入るルール(もちろん自分では拭けないので、HiroeかPaulに拭いてもらいます)。雨の日は全身と足を大きなタオルでゴシゴシと拭きます。
そんなわけで、頻繁にシャンプーしなくても、けっこうきれいな状態。友人の皆さんやゲストの皆さんからも、「犬のニオイがしないね」とよく言われるので、あながち親バカ・飼い主のうぬぼれではないようです。
でも、たまに、シャンプーすると、JJもさらに全身ふんわり・つやつや。惚れ直します(やっぱり親バカ!)
シャンプー初体験のELはどう反応するかと危ぶみましたが、普段から手足や身体をタオルで拭かれることに慣れているせいか、気持ち良さそうに身をゆだねていました。それぞれの首輪も洗ったので、乾くまでのfreedom。首輪をしていない時は、なんだか普段と違って見えます。
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7人制ラグビー NZ国内選手権大会=「ナショナル・セブンズ」が、昨年に続きロトルアで開催されます。
去年、2日目の午後から観に行ったけど、スゴく楽しかったです! 半日で沢山の試合があって、国代表レベルの選手も見られます。
普通のラグビーは1チーム15人。試合時間は前半・後半40分ずつ。
7人制は1チーム7人。同じ広さのフィールドを半分以下の人数で走り回るので、エネルギーの消費もすさまじく、試合時間は7分ハーフ(決勝は10分ハーフ)。
日本人の方は「ラグビーはルールが理解できないので、観てもわからない」という人が多いようですが、7人制の観戦から入るとラグビーの魅力に触れられると思います。試合が短く、スピーディーで、点数が動くのでわかりやすいのです。
日本でも7人制ラグビーが盛んになるといいですね。
7人制ラグビーは、オリンピック種目になるので、これからさらに盛んになると思いますが、この「ナショナル・セブンズ」は、宣伝不足のためか、去年は観客数もそれほど多くなくて、もったいなかったです。
1月17日(土)・18日(日)、ロトルア・インターナショナル・スタジアム
今年も友人の皆さんを誘って、観戦に行きます。
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先日、2日がかりで、菜園にびっしり生えていた雑草取りをしました。
一番やっかいなのはオキザリス。ピンクの花が咲く様は可愛いけど、ワースト・ペスト・プラント(最悪雑草)の一つです。1個の球根が50個くらいにも分裂して、まるで地雷並み。地中深くからでも伸びて来て、球根の1個ずつを慎重に掘り出さないと、また拡大再生産。自然素材のオーガニック除草剤では、この雑草はなかなか殺せない。
オーガニックの作物が価格が高いのは、労働力の対価だと、身にしみて実感します。
手作業での除草が終わって、すっきりきれいになった菜園をながめて、満足感!
これで、しばらくは野菜たちも雑草に煩わされずにスクスクと育ってくれるはず。
さざんか亭の料理は、ゲストの皆さんに「その料理も本当に美味しい」と喜んでいただいています。シェフのポールの腕前もですが、新鮮で味のしっかりした旬の野菜やフルーツを、自家菜園から採りたてで使えるのも、その味の秘訣の一つです。
上の画像は、一番大きなブロック。今シーズン植えているのは、3種類のインゲン(紅花、ピンク、紫)、リーク、スイートコーン、スイスチャード、ドワーフビーン、フェンネル。
下の画像1:アスパラガスは芽が伸びたので、来年に向けて株を太らせるために葉を繁らせています。根元はイチゴ。マリーゴールドとビオラの花は、食用も兼ねてコンパニオン・プラント。
画像2・3:イチゴとラズベリーのブロック。スイングチェアで休憩していると、イチゴの香りが漂ってきます。
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Hobbit 第3部 3D版 、映画館で観てきました。
昨日の夜、最終確認として原作(もちろん日本語訳だけど)を読み終わって、どこをどう膨らませているのかが楽しみなポイント。
よくぞ、ここまで、ストーリーと各登場キャラクターと戦闘シーンに肉付けしました!
でも、薄っぺらな引き延ばしではなく、3部作の完結編にふさわしい濃さ。しかも、「ロード・オブ・ザ・リング」との整合性や、原作での相互のストーリーの関連性の曖昧な部分を、実にわかりやすく補足している。ストーリー・テラーとしてのピーター・ジャクソンの手腕、あっぱれです!
ストーリーとは、伏線の絡み合いなのです。それが、細部に至るまで、アチコチに張り巡らされているので、今後さらにDVDなどで「ロード・オブ・ザ・リング」と「ホビット」双方を何度も観て、その伏線をチェックしたり発見したりするのが、ますます楽しみになるでしょう。
欲を言えば、下記の点がやや物足りない。
1 スティーブン・フライ演じる湖の街の統領の出番が少なく、原作に比べてあまりにもあっさり消えてしまった。この人物の抜け目ない俗物ぶりを、もっと彼にたっぷり演じてほしかった。
2 第2部に続いて、ビヨルンの位置づけが軽過ぎ! 私の中では、この人物は非常に重要な存在。
3 大鷲族、ツグミ族、大カラス族が、「ホビット」ではものすごく重要な働きをするのだけど、この物言う鳥達が単純に伝達役や飛行手段に描かれているのは残念。
こんな点はあるものの、ドラマとしての「ホビット」は、子ども向けに書かれた原作から、壮大なファンタジーとして書かれた「ロード・オブ・ザ・リング」と同じレベルにまで、この映画によって深みと広がりが与えられたと言えます。
それにしても、ビルボ役のマーチン・フリーマン、惚れ惚れ♡
最後の最後に見せる表情と目の光、鳥肌です。
原作「ホビット」では、指輪の魔力は、単に容を消せる魔法の指輪……程度として描かれていて、サウロンとの関連や心の奥の欲望や魔性を引き出す恐ろしさは強調されていません。けれども、映画「ホビット」では、それこそがメインのテーマで、「ロード・オブ・ザ・リング」につながる大切な位置づけ。
「ホビット」でマーチン・フリーマンの絶妙の演技によって命を吹き込まれた3つのシーン(ビルボの表情)、機会があれば、ぜひ見直してください。
1 第1部 指輪で姿を消し、ゴラムの洞窟から逃げる時。ゴラムを殺す機会を持ちながら、最後に憐憫を感じて殺すのを躊躇するシーン。このシーンが、「ロード・オブ・ザ・リング」の結末にまでつながっていく。(何が重要かって?……「ロード・オブ・ザ・リング第1部で、モリアの洞窟で迷った時のガンダルフとフロドの会話を思い出してくださいね)
2 第2部 黒い森で大蜘蛛たちに襲われて指輪を落とし、必死で探して見つけたときのシーン。自分の心の魔にビルボが気づく瞬間。
3 第3部 冒険の度を終えてシャイアの我が家に戻ったビルボ。空っぽの家を片付けながら、ポケットの中の指輪がまだあることを確認した時の表情。
2と3は原作にはない、見事なクリエーションです。
ついでながら、最後に、留守中に荒れ果てた袋小路館を片付けるビルボが、床に落ちた女性の肖像画を拾って、壁に傾きながらまだ残っていた男性の肖像画と並べてかけ直すシーン。これはビルボの両親。落ちていたのは母の肖像画。
「ホビット」の一番最初、ガンダルフがとんでもない冒険を持ちかけて来たとき、安楽と美食と快適さを何より愛するホビット族の中で、歴代、突拍子もない好奇心おう盛な冒険家(変わり者)を出す血筋があり、それがビルボの母方の血統で、ビルボ自身にも間違いなくその血が流れていると「そそのかす」のですが、これもまた非常に重要な伏線になっています。
最後の肖像画のシーンを観たとき、芸が細かいな~と感服しました。それは、まさに、ビルボが自分の中の血を再確認した場面なんですね。でも、母と父の肖像画をきちんと並べ直すことで、ビルボは、残りのシャイアでの暮らしのバランスをとっていくのです。
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寿司が食べたい……ではなく、「いただいた海苔を使わねば」という強迫観念でつくる巻き寿司。でも、あ、キューリがなかった。黄色とオレンジのパプリカが少し残ってるので、即席ピクルス 兼 彩りにしました。スモークサーモンは常備しています。スモークチキンも少し残ってるので、照焼き風に味付けして、具は充分足りました。
11月半ばまでの寒波襲来で痛めつけられた菜園の野菜たちも、この頃は急成長。
レタス4種類、ロケット、水菜、ホウレンソウ、ブロッコリーなどなど。ひき肉と野菜をカレー味で炒めて卵でまとめオムレツ風にした具を一口大にカットして、グリーンサラダに乗っけ。ほぐしたクリーミー・ブルーチーズと茹でたそら豆を散らし、ほのかに甘めのコールスロー・ドレッシングで仕上げた、ボリュームたっぷりサラダです。
この2品で、十分にごちそう。
元気一杯の野菜たちは、そのまま身体のエネルギーになる感じがします。
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2021. 4. 7.
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