
11月1日(土)、「ガーデンズ・レストホーム」で太鼓演奏をしました。このレストホームはロトルアのやや小高いプケハンギという郊外住宅地の一角にあり、ロトルア湖も見える眺めと陽当たりのよい広々としたブロック内に、介護老人ホーム&ホスピタルとリタイアメント・ヴィレッジがある複合施設です。
この日の演奏会場は、レストホーム棟のラウンジ。下の画像1枚目は、そのラウンジ前のガーデンとテラスです。
長崎の太鼓チーム「楽鼓」が老人ホームに演奏に行ったとき、車椅子の老婦人が『エイサー』演奏の時に立ち上がって踊りだし、スタッフさんもビックリ!…というシーンがありました。次の年にまた演奏しに行った時に、「あの方はどうしていらっしゃいますか?」と聞いたら、スタッフさんが「あれ以来、車椅子も全然無しで、自分の足で元気に歩いていますよ」と言われました。
ガーデンズ・レストホームでは、さすがに車椅子から立って踊る方はありませんでしたが、皆さん、とてもいい笑顔で楽しんでくださいました。
この日の演奏は、「波紋」「楽鼓・権兵衛」「ヤライヤ」「海の太鼓」の4曲
前半2曲、後半2曲の間に、前日の太鼓練習に顔を出したデイビッドさんも友情出演でバイオリン演奏してくださいました。
デイビッドさんのバイオリンと私の和太鼓との即興合奏……前日の練習で試しにやってみたアドリブがけっこううまくいったので、この日の演奏でも披露することになりました。
曲は同じロンド。前日でほぼ感じがつかめていた上に、デイビッドさんが観客の皆さんに曲の構成を説明してくださったので、私もさらに大助かり。テーマ旋律とリズムのバリエーションや展開もつかめて、前日よりさらにバイオリンと和太鼓の音が馴染んでいたと思います。
演奏を終えて、チームメンバーにデイビッドさんも一緒に入ってもらって記念写真。
太鼓は、演じ手も聞き手も、自然にいい笑顔にしてくれます。
ニュージーランド ロトルアのくつろぎ宿