晩冬の忘れな草

forget me not
forget me not

 忘れな草が咲きました。

 春から初夏の花ですが、少しきらめきが増した冬の終わりの日差しに目覚めたようです。

 

 庭のあちこちに、雑草並みに自生しています。繁殖力がすごいので、ペスト・プラント(はびこって困る害草)ぎりぎり。

 でも、花が可愛いので、ボーダーや木の根締めに残して楽しんでいます。ブルー、ピンク、パープルの小さな花が一株に混ざって咲きます。

 宿根で年越しした株がまた大きくなって花をつけたり、こぼれ種で増えたり……。

 こんなに雑草並みでも、ガーデンセンターに苗が売ってあります。わざわざ買う人がいるのかな? さざんか亭のをいくらでもお分けしますよ~。

 

 「forget me not」という英語名の語順は、古い英語だと思っていたら、この花の名前に由来になった悲恋物語の舞台がドナウ川の岸辺で、元は「ぼくを忘れないで」という意味のドイツ語。それをそのまま英語に直訳したのだそうです。

 日本語訳の「忘れな草」は、ゆかしげな言葉ですね。「な」が「〜しないで」という禁止の意味の終助詞。これも、ドイツ語か英語の名前を訳したものですね。

 

 よく似ているけど、古くから日本にある「忘れ草」という名の花は全然別モノ。こちらは別名:萱草(かんぞう)。1つの花が1日か2日でしぼむので、英語名はDaylilly(1日花のユリ)。「忘れ草」の名の由来は、この植物を身につけると、忘れたくても忘れられない悲しい思いから解き放たれると言われていたそうです。

 この「忘れ草」=萱草も、さざんか亭の庭でどんどん増える植物の1つ。

 忘れな草と忘れ草、両方があると、忘れたくないこと・忘れたいこと、その時々に身につけて効能ありでしょうか? どちらもニュージーランド在来種ではないので、ヨーロッパから持ち込まれたのでしょうね。

 

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