JJ & EL 家族になるために

 ELが来て1週間たった日、初めてJJとELが一緒にコタツに入ってくつろいだ記念すべき瞬間!

 遠慮と気遣いの塊 JJ
 遠慮と気遣いのカケラも無いEL
 ELの登場以来、JJの居場所と優先権を保持することに気を配る私。

 ELがいると、JJは家の中にも、リビングの中にも入ろうとしない。ELがコタツを占領すると、あれだけ毎日潜り込んでいたコタツにJJは入ろうとしなかった。

 JJは、どんな犬とも必ず仲良しになり、ゲストが連れてくる犬たちにどんなに吠えかけられても不機嫌な態度をしたことがない。9年間、JJはムダ吠えも唸りもしたことが無い。
 そのJJが、ELに対しては時々唸ったり、ガウッと喝を入れている。行きずりや1泊や2泊のつきあいとは全然違うことがわかっているから、限度を知らずにジャレかけてくるELにルールを教えているのだろう。

 距離を保ちつつ、ELを抱いている私を、JJがじっと見つめて、ふっと淋しそうな目つきをする。だから、いつもは全然手のかからない放っておいて大丈夫なJJを、1日に何度も抱いてやる。
 JJのソファとELのソファを分けて、JJが落ち着いていられる場所をELに冒させない。一昨日くらいから、ELが室内にいても、JJがやっと普段通りにお腹を見せて寝たりイビキをかいて寝るようになった。それまでは緊張でカタマっていた。

 この日、ELのソファに私が座って抱いていると、JJが自分も横に座りにきた。ちょうど、ELが来る前にいつもしていたように。
 ELがコタツに潜るのをじっと見ているので、「JJもおいで。ダウン、ダウン」と誘うと、自分からコタツに潜りにきた。ELと接する位置にJJが自分から来るようになった。大きな一歩。
 JJ、君がキング。何も遠慮しなくていい。

 ELがもう少し大きくなって、けじめある態度ができるようになって落ち着いたら、きっとJJと遊べるようになるはず。

 それぞれが、いろんなことを考えつつ、いろんな感情を巡らせつつ、1日1日、家族になる努力を積み重ねている。