
一度作ってみたかったレモン・タルト。
庭にレモンが、わんさか実ってるのだから、自家製ドレッシングやポン酢、シーフード料理のアクセント以外に、何か使い道がないかな…とずっと思っていました。
もう1つの理由。
ケンブリッジの「カントリー・ショップ」カフェのレモンタルトが、キュン!っというくらい酸っぱさが効いてるのだけど、病み付きになる美味しさ。
以前はロトルア〜オークランドの行き帰りによく寄っていて、必ずという程選んでいたけど、最近はマタマタ経由の27号線を通るので、あのレモン・タルトにずっとご無沙汰。まだ健在でカフェのウィンドウに並んでいるでしょうか?
あんなレモン・タルトを作ってみたい……
数日前に、ネットでいくつかのレシピを検索しました。人によって、微妙にいろんな違いがある。で、一番自分がフォローしやすいのを選んで、挑戦。
お菓子作りは、分量をきちんと量る几帳面さと、レシピに従う素直さが大事。・・・そうなんだけど、そのどちらも備えていない私。デザート作りも、こうすれば、こうなるんじゃないかな? と、けっこう自分流でやってしまう。それなりの理論は辿ってるんですけどね。
初挑戦で失敗したくないレモン・タルト。これは、ちゃんとレシピに従いました。ただ……レモンだけじゃなくて、庭にこれまた一杯実ってるグレープフルーツやオレンジもmixしてみたら? ……というわけで、レモン・タルトじゃなくて、「シトラス・タルト」になりました。
タルト型がなくて、普通のケーキ型を使ったので、タルト生地の縁を切り取るのじゃなくて、指で内側に巻き込むようにして形を作りました。おかげで、ちょっと不均一で、見た目がイマイチ。
でも、味はバッチリ。大成功でした!
グレープフルーツなどが入った分、ほのかなビター味が自分の好みにピッタリ。シトラス・カスタードのトロリとした質感が、我ながら上出来。
もう少しシャープな酸味があってもいいかな? 次回はレモン果汁を増やしてみよう。それと、やっぱり、タルト型買いに行こうっと。