RWC 2011 あれこれ part 4.

「ファンゾーン」という楽しみ方

 ラグビー観戦の楽しみ方には、普通3通りあります。スタジアムで観戦するか、家でTV観戦するか、スポーツバーの大きなスクリーンで観戦するか。

 

 スタジアムは何と言っても、観衆の皆が一体になってワーワー応援する臨場感がたまらない。出かける時は、ひいきチームのカラーや応援グッズに身を包んで気合いを入れて行きます。

 自宅でTV観戦する時は、ビールやチップスなどのおつまみも用意して、ソファにくつろいでの応援。それでも、地元チームの試合は、大声で叫びながら見てしまいます。スタジアムの臨場感はないけど、TVカメラのアップでもつれる場面がよくわかるし、解説者やレフェリーの声が聞こえるので、試合がより理解できるメリットがあります。

 スタジアムにも、解説は要らないとしても、レフェリーの声はぜひ聞こえるようにできないものでしょうか?

 

 NZで開催されたRWC。私とポールは予選プール3試合のチケットをゲットしていました。フィジー対ナミビア戦(ロトルア)、NZ対ジャパン戦(ハミルトン)、アイルランド対ロシア戦(ロトルア)。

 

 スタジアム以外でも試合観戦を楽しめるようにと、NZ内の主な都市で「ファンゾーン」が設けられました。これが、とってもGood !!

 従来のRWCはTV観戦しただけなので、開催国でどんな工夫をしていたのか知らないけど、この「ファンゾーン」は、いかにもKIWIらしいラグビーの楽しみ方だと思いました。

 ロトルアでは、NZの予選での試合がある全ての日と、準々決勝以降の全試合の日に「ファンゾーン」があったので、全部で10回。

 

 「エナジー・イベントセンター」が会場で、キックオフ(試合開始)の2時間半前からオープン。後ろ半分は階段席で、前半分のフロアーに、バー・タイプの席や、ソファとテーブルのコーナーや、ビーンズクッションがゴロゴロ置いてあって、それぞれ好きな所に陣取って、大スクリーンの試合観戦ができるようになっています。ドリンクや軽食の販売コーナーもあるのだけど、弁当やおつまみ、飲物など持ち込み自由。RWCでは、スタジアムへの持込み品規制が厳しかったので、ファンゾーンの大らかさが心地よい。

 早い話、入場無料の公式スポーツバーを開いてくれてるようなもので、しかもピクニック気分。スタジアムで皆とワイワイ応援する興奮+TV観戦のくつろぎ感。早く入場する人のために、いろんなバンドのライブ演奏などもあって、エンターテイメントの工夫も十分。

 

 決勝戦は、キックオフの4時間も前からオープン。フロア席の方は早く行かないと取れないだろうな〜。でも、開場の5:00pmから行くと、試合が終わる11:00pmまで6時間! 

 結局、私とポールは6:00pm頃に行ったのだけど、5:00pm頃から行って場所取りをしてくださった真由美さんファミリーのおかげで、ステージに近いフロアのテーブルを確保。ビーンズ・クッション2個を押さえるのが精一杯だったそうです。持ち込んだ折りたたみチェア4脚が役立ちました。おにぎり、サンドイッチ、チップスなどもドッサリ。

 4組ほどのバンド演奏の質も高くて、ライブ・バー気分。試合前エンターテイメントのクライマックスは、ミュージック&レーザー・ショー。これが、迫力!

「ロトルア・カウンシルのイベント・スタッフ、なかなか、やるね!」

 きっと各都市のファンゾーンも、それぞれに趣向を凝らしていたのだろうと思います。

 

 スポーツ観戦の楽しみ方が、いかにもその国の気質や文化を表している。そう思ったら、4年後のイングランドでのRWCにも、行ってみたいな〜。

 8年後は日本が開催国。どんな楽しみ方を提供してくれるのでしょうか?