しゃくなげ庭園「ロド・ヒル」

 ロトルアのノンゴタハ山をぐるりと回遊するパラダイス・ヴァレー・ロードに「ロド・ヒル」というナーサリー(苗木ファーム)があります。小山1つ分くらいの敷地の一部が苗屋さんで、その奥がしゃくなげガーデンになっています。

 

 シャクナゲは英語でロドデンドロン(rhododendron)、「ロド・ヒル」(Rhodo Hill)とは、シャクナゲの丘という、まさにそのまま、ピッタリのネーミングなんですね。

 西洋シャクナゲに東洋系シャクナゲの交配も進んで、種類や花の色のバラエティは、日本では想像もつかないほどです。シャクナゲとツツジやアザレアは仲間なので、ロド・ヒルにはこれまた、さまざまなツツジも色鮮やか。椿やカエデ、樹々の根締めのギボウシ、オダマキ、十二単、スズランなど、半日陰ガーデンの見本のような庭です。

 

 NZ北島のシャクナゲの季節は9月〜11月。今年は寒波が遅くまで居座ったので、例年よりしゃくなげの開花が遅いようです。

 「ロド・ヒル」はシャクナゲの一番きれいな10月・11月のみオープン・ガーデン。

 

 10月19日(水)にノリちゃんのご家族と一緒に行ってみたら、オーナーのおじさんが「まだ開園の準備ができてないから、見せられないんだよ。芝も全然手入れができてなくて、足元も草や落ち葉でいっぱいだし…」と、気の毒そうに断り。

 「芝の手入れとか、全然気にしません。この方達は日本から来ているんだけど、明日はもう帰国で、今日しかチャンスがないんです。花が大好きなので、ぜひ、お庭を見せてあげたいんですけど」

 すると、おじさんが「日本と聞いたからには、特別に入れてあげるよ。どうしてかというとね、ぼくの義理の娘も日本人なんだよ。パースに住んでるんだけどね」

 こんなご縁で、ガーデン散策の許可をもらえました。

 時々小雨のぱらつくお天気でしたが、しっとりした雰囲気の中で、緑と花の色のコントラストもいい感じ。

 

 今年の「ロド・ヒル」のオープン・ガーデンは、10月22日〜11月20日だそうです。苗木の特割販売も実施中。