
裏庭の一角の土をJJが掘って寝床にするので、芝がハゲハゲ、土も凸凹。
見た目が悪いのと、芝刈り機が使いにくい……この理由で、ポールがこのエリアの芝再生プロジェクトに乗り出しました。
芝の種と芝用の土を買ってきて、JJが立ち入らないようにネットフェンスを張り巡らし、土をならして種まき。
余った種をまいたレモンの根元には芝の芽がすぐ吹き出てきたのに、肝心のネットのエリアはなかなか芽吹きません。見かねてヒロが「テレビのガーデニング番組で、芝の種をまいたら、1日に2度は水やりしないといないって言ってたよ」と助言。しばらく雨の無かった週で、むき出しの土はカラカラなのでした。
「うん、やっぱり水やりが問題」と、せっせと水まきするポール。その甲斐あって、芝の芽が出始めました。
・・・その2、3日後。
ヒロが庭にでた際にふと目をやると、ネットの中の土が平じゃない。芝の芽があっちに倒れ、こっちに倒れ、バラバラな向きになってます。どう見ても、誰かがネットの中に侵入した形跡。誰かって、犯人は……1人しかいないよね。
「J〜、だ〜れが、ここに入ったのかなア〜?」と、呼びつけると、
耳をペタッと塞いで、もろ有罪!の表情。
「いくら犬らしくなくても、やっぱり犬なんだから、土掘るのはしょうがないよ。ひんやりした土に寝たいんだし、JJの”巣”を残してネットを張り直したら?」
でも、自分が初めたプロジェクトに執着するポールは、さらにネットの上からタケを立てかけて、JJの侵入を防ぐ構え。(う〜ん、ムダな努力だと思うけどな〜)と、ヒロは静観。
果たして、芝はいつ生え揃うのでしょうか?